無意識日記々

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2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

清純より正準

前回は「肌が透明なのではない」「声が透明なのではない」「誰かに無視されてるわけでもない」などと、ひとまず「透明」の違う用法を除いて「超然としてるのに傍に居てくれるところ」がその「透明さ」の由来の一つだろうと書いた。が、まだ語感とうまく結び…

「透明」の多義性を整理する回

今後も何度も引用すると思うが、今日もゆみちんの名言・ヒカル評を引いていこう。「彼女の透明さ、無欲さ、お若い頃から達観していらした、あの空気や水のような存在感」https://sp.universal-music.co.jp/ringo/houjoya/linernotes/実にヒカルちんの本質を…

サラマンカでサイクリングだったか!

例のヒカルのコメントのサラマンカの件についてフクさんからリプライを貰った。「スペインのサラマンカでの某撮影はサントリーのスパークリングレモンのCMなんじゃないでしょうか?」https://x.com/fu9ma/status/1795831123135836635?s=46! ほんまや、レモ…

忙しなさを忘れさせつつ御心を亡くさぬお方

ゆみちんのインタビューがナタリーに載ってたよ。https://natalie.mu/music/pp/sheenaringo09美味しい発言が幾つもあるけれど、全体的にやや整合性に欠けるように読めてしまうのは、多分だけど林檎嬢の発言のニュアンスを汲み取り切れてないからだと思われる…

『某撮影で訪れたサラマンカの夜』?

https://sp.universal-music.co.jp/ringo/houjoya/ああそうか、ヒカルパイセンの放生会コメントにあった「某撮影」って素直に『二時間だけのバカンス』MVの撮影って事だったのかな。『それからしばらくして』デュエットのお誘いだったというのでリリース日か…

「組子細工のような誠実さ」はお互い様ですかね

あ、アーティストの写真、クリックできたのね。てことで椎名林檎のニューアルバム「放生会(Houjoya)」の「浪漫と算盤 TYO album ver.」に参加したヒカルさんのコメントですよ。『某撮影で訪れたサラマンカの夜。林檎ちゃんと共通の知人もいる打ち上げにて…

「あの空気や水のような存在感」by ゆみちん曰く

ここ最近の情報の洪水の中では最早小ネタ扱いになるのかもしれないが、椎名林檎の新譜「放生会」(“ほうじょうや”と読むそうな…覚えれる気がしない…)に「浪漫と算盤 TYO album ver.」が収録されるそうな。2019年にリリースされたゆみちんのベスト盤「ニュー…

過去のツアー直前状況を振り返ってみた

さて今日10時から綾鷹コラボ第2フェーズ。新録トラベによる『SCIENCE FOCTION』アルバムとのコラボレーションの第1フェーズから、『SCIENCE FICTION TOUR 2024』ツアーとのコラボレーションに入る。差し当たって、総合計1500名様をコンサートに招待するキ…

光ReかSACRéを生で再現するなら?

当然、SACRéをライブで観たい聴きたいという願望は湧いてきている。が、冷静に現実的に考え始めてみるとこれは結構色々と難しそうだ。何よりも魅力なのはそのバックコーラスの分厚さなわけだが、これをライブでどう再現するか。ヒカルのライブといえば極一部…

MA YO NA KA NI ?

SACRéの最終局で唐突に挿入される『真夜中に』について。とっとと触れとこ。それまでずっと英語で歌われていたのにここだけ日本語。英語歌詞でいうと『It's hard to let it go』にあたる。これを歌うのではまずかったのか? うん、多分支障は無い。なので、…

SACRé声部各々の意味合いを探る

前回「『Simple And Clean (Re-Recording)』(以降、頭文字を取って"SACRé"と略します)の包容力や暖かさがLive2023に通じる」という話をした。では具体的にどこらへんでそれを強く感じるか。「全体的な印象としてそうなってる」というのが正解なのだろうけ…

Re-Rec2024とLive2023を並べて聴いてみる

『Simple And Clean (Re-Recording)』の最大の魅力は、いうまでもなく25年(CubicUから数えると27年?いやU3から数えると3以下略)に亘る宇多田ヒカルの歴史上過去最大密度と言いたくなるバックコーラス・ハーモニーの完成度だろう。これの出来栄えが私たち…

And we've got older, have you understood ?

私も油断してたな昨日は。余りにも慌ただしく翌日配信の報が届いたのでその含意を吟味できなかった。「そっか、新しくキンハで『光(Re-Recording)』が起用されるんなら『Simple And Clean』も新しいのが要るか。」くらいまでしか考えてなくて。「バックト…

今週は綾鷹そっちのけでこっちだから!

今回の宇多田陣営は、とんでもない間違いを犯してくれたもんだ!『Simple And Clean (Re-Recording)』を!なぜに!『SCIENCE FICTION』本編に入れなかったのだ!?不意打ちにとんでもないトラックを用意しといてくれてたぜ全く。このインパクトを考えれば確…

キンハ!綾鷹!…で9つもニュースあんの!?

だから新情報をいっぺんに幾つも投入されたらいろいろわかんなくなるんだってば…てことで自分用に整理しましょ。いちばん大雑把にまとめると本日の新情報は2つ。・キンハ・綾鷹…これだけなら簡単なんだけどねぇ。それぞれ項目が細分化されるんだ。・キンハ…

ファンクラブについての思考実験

(前回からほんのり続き)ではヒカルさんのステージでの「カッコよさ」は、どう出せばいいのか。これは「ステージでのカッコよさ」の本来に立ち戻って考えないといけない。そこにある聴衆のニーズ。早い話が「キャー!」と言いたいのだ。コンサート会場とい…

Electricity feels Electric Prophets' Song

『SCIENCE FICTION TOUR 2024』横浜Kアリーナのプレミアム席(¥27500)に当選するつもりでいた所当たった席がA席(¥16500)だったので、その差額¥11000を使って下見がてらKアリーナに行けるコンサートはないかということで、昨日TM NETWORK 40周年記念ツアー…

Kアリーナ行ってきたよ

TM NETWORK のツアー最終日を観てきたんだけど今回はそれはさておいて会場について走り書きを少々。私の席は、直前に買っただけあって最上階の一番左端の席でした。多分、SF観れるのもA席なので似たようなものになるでしょう。音。とても残酷そう。ステージ…

読んで貰う事自体から悩ましい、ツアーに関する独り言。

でツアーが始まったらアテにしたいのがその「聴衆による撮影と録音」なんだけど、前回の『Laughter In The Dark Tour 2018』では、ツアー開始当初は撮影録音(とその公開・投稿)がOKなのかどうかまともにコンセンサスが取れてなくて途中から大丈夫なのねと…

映画館で観れるとしても知れるのは三週前だったり。

今朝は何故か早起きして既に一編投稿してたり。らじばんだりあせばんだり。まだそこまで暑くなってないけど今日はこちらは夏日になる模様。そうなのよねツアーは夏になるのよね。それを見越して予定を立てた方がいいな…と呟いてこれから心配になるのは、「当…

「10万円と学割の併用」についての詳述

先日書いたこのエントリ【晴れても当たっても尚憂鬱な朝】https://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary/e/ae05af7e8f520696386170cac81a9a4bの中の「10万円の席と学割の併用とかできたらよかった」の部分の記述にツッコミが入った。嬉しいねぇ。実をいうと…

UHがAKBなことを?してないよ?という話。

ちょいと気になってるんだけど、もしかしたら今回のアルバム『SCIENCE FICTION』の売り方を「AKB商法のようだ」って形容してる人、どっかに居る? あたしは直接目撃したわけではない(或いは、見たかもしれないけどすっかり忘れている)のだけど、もしそう言…

チーム宇多田、現体制の弱点。

場が荒れた時は全スルーが最良の選択なのよね。色々学んできたけど、無関心による風化がいちばん手際がいい。人は余計な手出しをするものなのだ…。ということで、SFツアーのチケットに関して荒れた発言が多いのだけど、色んな視点から眺めている。今書いた通…

晴れても当たってもなお憂鬱な朝

昨夜の私の呟きをまとめつつ前回からの続きを。そもそも論を言っちゃえば、需要に対して供給が少な過ぎるのだから、公演数を増やし公演規模を大きくする、或いは価格を上げて需要を調節する、といった“正攻法”をとるべきなのよね。ただそれをするにはかなり…

i_さんは8/31A1枚当選☆ おめでとう私。それはそれとして。

タイトルの通り、私の『SCIENCE FICTION TOUR 2024』は2024年8月31日土曜日と相成りました。嬉しい。ヒカルが観れるぜ。A席だから豆粒みたいなもんだろうけど、私は会場の反応がよく見えるのも好きなので需要と供給が合致したと言っていい。Kアリーナの音の…

のびのびヒカル

ふぅ、やっと『Electricity』を分離して聴くようになってきたぞ。アルバムリリースから5週間か…(遠い目)。それでもやっぱり2枚まとめて聴く中毒からは逃れられない。長い旅路を経て『Gold 〜また逢う日まで〜』のイントロが流れ始めてからの3曲(Gold+El…

雨の日と月曜日は可憐でなくても構わない

あー今週はCDシリアル応募分当落発表があるのよね。抽選をした上で当たった方がお金を払うって冷静に考えたら奇妙な話なんだが、そういうものだと思い込めてる時点でまぁちょっと正常な価値判断が出来ていない。「ツアーに臨む人々の圧力」が苦手だ、という…

不埒なプラチナ嬉しいな

『SCIENCE FICTION』のCDが出荷25万枚を突破して無事プラチナ・ディスクに認定された模様。https://www.riaj.or.jp/f/data/cert/gd.html昔に比べれば少ないものだが現在のご時世を考えるとえらい売れたもんだ。なお20年以上前の基準だとゴールドが20万枚、プ…

最後の1行で共感してくれる人が増える予感がする話(笑)

『SCIENCE FICTION』の好評の要因の一つに、一昨年から続く『First Love』のリバイバルがあると思うのだが、同曲を記事に取り上げてくれる時に「今でも色褪せない名曲」と紹介される度に、モヤる。そもそも曲って色褪せることあんの?もともと「色褪せる」っ…

共に在る時間を味わい尽くそうよという話

これだけ『SCIENCE FICTION』の数々のニュー・バージョン(リレコーディング/リミックス/リマスター)を聴いていると畢竟「前のバージョンとどちらが好きか」という話題が、どの曲についても出てくるのだろうな。私はといえば、前もトラべの時に書いた通り…