無意識日記々

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2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

#裸婦抱く Are You Left in the Dark?

ここから『Laughter in the Dark Tour 2018』横浜アリーナ公演2日目後半について語っていく訳なんだが。率直に言って…………要る?と、いう心境なのだ今。ここまで散々後半が凄い後半が凄いと連呼し続けてきただけに自分も何か書かなくちゃとは思うんだが、様…

#裸婦抱く 待ちきれないよ 後半スタート

とある演出。それは突如横浜アリーナのど真ん中にセンターステージが現れた事だった。そんなとこにそんなスペースあったっけ!?又吉直樹のショートフィルムが終わってすぐだ。間髪入れずにそれは起こった。自分はステージ向かって左手、それもスタンド席の…

#裸婦抱く の幕間が途轍も無く規格外

『Too Proud featuring Utada Hikaru(それ本人やがな)』を境に公演は休憩に入る…かと思いきや、ここで又吉直樹作・演出・出演によるショートフィルムが舞台上で放映され始める。『ヒカルの5』では『サングラス』の収録映像が流された事もあったし『Utada …

#裸婦抱く で初披露プチ擬似体験

『ともだち』に続いたのは『Too Proud』だ。ツアー初日にリミックスがリリースされ一躍『Laughter in the Dark Tour 2018』の看板曲として注目される事になったのだから歌わない訳がない。(同じ理屈でそう思ってた他のあの曲は歌いませんでしたけどね…。)…

#裸婦抱く でまさかの百合厨大歓喜

MCに続いては『ともだち』だった訳だがここでもきっちりと─サプライズとまではいかないまでも─仕掛けが施してあった。ホント毎曲何かしら工夫がしてあって飽きさせない。工夫なんて無くても飽きないけれど、あるに越した事は無いのです。この曲が終わった…

#裸婦抱く 一回目のMCタイム

『光』の後は一旦MCタイム。ここはちゃんとメモをとってあるから書き写しておこうか。「何かMCで面白い事を言ったのなら教えて」というリクエストもあった事だしな。 **** ***** 『ありがとう!』(拍手と歓声)『いつも、、、いつもじゃないw 昨日もこ…

#裸婦抱く いちばん中途半端な位置

『光』はアコースティックギターのカッティング気味なコードから始まった訳だが何が吃驚したってその音色の美しさな。横浜アリーナという会場のお陰かはたまた私が座った席のポジションがよかったのか(ギタリスト側だったしね)色々考えられたのだが、多分…

#裸婦抱く 華やいで没頭して又華やいで

『SAKURAドロップス』のキーボード・ソロ、どこまでを誰が弾いていたかは判然としないまでも、そのフレーズの切れ味は素晴らしく、基本的なアイデアはヒカルが受け持ったものだと思われる。今までピアノで弾き語り伴奏をするところまではライブで披露してい…

#裸婦抱く 公演の中でも非常に特別な時間

『SAKURAドロップス』がその人気の割に存在感がそこまででもないのは、曲調が内向的で、各人の心の繊細な部分に触れるからだろうというのが前回の話だった。ではそのような曲はライブの中でどのようなアプローチを取ればいいのか。『In The Flesh 2010』と『…

#裸婦抱く 賑々しさから一変する空気

ヒカルの曲には『First Love』を皮切りにTBSドラマの主題歌が幾つもある。近作の『初恋』や『Forevermore』もそうだが、やはりいちばん有名なのは800万ユニットを売った『Flavor Of Life』だろう。年間ダウンロード数2位など、世界規模で話題になった同曲を…

#裸婦抱く ここまでで最高の大歓声

『Hit it off like this, Hit it off like this, oh baby♪ Hit it off like this, Hit it off like this, oh baby♪』このキャンシーの英語リフレインがキスクラのサウンドに重なってきた時、最初「随分無理矢理だな〜」と感じた。テンポはともかくコード進行…

#裸婦抱く であの曲があの曲に!

『娘さんのリストカット』だなんて大きく歌詞を変えているのに気がつかないとかどういう聴き方をしてたんだと言われそうだが、時と場合によるんだよっ。細かい歌い回しだって、場合によってはきっちり耳に留めてるよ。例えば『Kiss & Cry』でいえば『I just …

#裸婦抱く まさか歌詞が!

なんだか響めきをもって迎えられた『Kiss & Cry』、このド派手なイントロだけでもう十分にサプライズだったのだが更なるサプライズがもう2つ待ち受けていた。1つめは歌詞だ。2番のBメロの『お兄ちゃんのインターネット』の部分を『娘さんのリストカット』…

#裸婦抱く 一番のサプライズ選曲

前回の書き方だとまるで『Prisoner Of Love』の出来が大したことなかったような印象を持たれてしまうかもしれないが、勿論全くそんなことはなく、明らかに同曲史上過去最高のパフォーマンスを見せてくれたのだ。しかし、そんな風な書き方で続けていくとショ…

#裸婦抱く に於ける「ドラゴンボール現象」

『COLORS』からMCを差し挟んで披露されたのが『Prisoner Of Love』だ。泣く子も黙る宇多田ヒカル最初の12年の最高傑作のひとつ。このレベルの曲が「中弛み防止の中継ぎ役」の位置で使えてしまうのだから恐ろしい。オフィシャルYouTubeチャンネル開設当時は…

#裸婦抱く でのあの4曲目のアレンジ

前回ちょっと触れた「サビから始まる『COLORS』のライブ・バージョン」についてもう少し。最初は、「あれ?メドレーになるのかな?」と思ったのだ。が、一番のAメロBメロを省いたというだけで後はフルサイズで歌い切った。確かに『traveling』がフルサイズだ…

#裸婦抱く を彩った超有名曲の数々

しかしまぁ。その場で聴いてる時はそんな風に思ってなかったけど、後からこうして振り返ってみると序盤の『traveling』なんて軽いジャブ程度の出来事だったんだなぁと思えるのだからショウ全体の迫力は推して知るべしだ。同曲は当時年間2位(区切り方によっ…

#裸婦抱く の『ただいま!』

『2日目だけど、今日も言わせてください。』『…ただいま!』11月7日水曜日横浜アリーナ公演2日目、1曲目『あなた』&2曲目『道』に引き続く3曲目、『traveling』のイントロをバックにヒカルが言った一言である。ただいま。何故か言い方がぎこちなくて辿々…

#裸婦抱く でやってない新しい曲たち

鳥取公演は特に内容的に突飛なことがあった訳でもなかったようで。通常公演を小さなホールでやっただけ、という。しかしヒカルにかかればこのありきたりな「小さなホールで」という注釈がたちまちスペシャルな響きになるのだから、そうね、困ったもんだな(笑…

#裸婦抱く のアンコール選曲

#アンコールラストは『Goodbye Happiness』だった。この曲の扱いな。何度でも繰り返すが、『Laughter in the Dark Tour 2018』の一夜は『誓い』以降の後半が凄すぎて過去の名曲群ですら霞みかねない勢いだった。それらを押し退けて、というと違うかもしれな…

#裸婦抱く 福岡でのMCより

『休んでるとき一時期、明るい光や人前に出るのが苦手なときがあって、これはもう歌手としてコンサートできないのかなって。ツアーの初日もどうなるかと思ったんですけど、やってみたら意外と楽しくて。5年前の自分にこの景色を見せてあげたいです』https://…

#裸婦抱く 最大のネタバレ話バラし

ヒカルのツイートがあったのでリプ欄を見てみたら、ライブに行った人の「幸せ」っていう感想がやたら目についた。多いのかどうかはわからないが、これが『Laughter in the Dark Tour 2018』のキーワードになる予感はする。私も感じたのは、圧倒的な「多幸感…

#裸婦抱く は今も続いている

今日は福岡最終日。ほどほどに、頑張れー。私はドライにいきますよ。ツアー中に序盤の公演のライブレポ(と言うのかこれ)をしたためていると、後々の公演の情報で様相が変わってくる可能性がある。今までずっと選曲・曲順の話をしてきたが、そんなものはい…

#裸婦抱く のヒューマン・モーメント

福岡初日無事終了の模様。で。「宇多田ヒカルの、悲しいニュース〜っ!」ってノリじゃなさそうだな。歌えなくなる程って相当悲しいことがあったんだろう。よく歌ったねぇ。そしてますますツアーがエモーショナルに、感傷的になっていく訳か。無事各公演が完…

#裸婦抱く を冷静に捉えさせる選曲

もう今日福岡初日か。この感覚だと瞬く間に最終公演になりそうだ。気付いたら台湾に居たりして。いや笑えない、笑えないぞ。2曲目の『道』に対する私の感想は少々淡泊だ。1曲目が『あなた』だった時点で次は『道』だろうなと思ったし、じゃあ次は『travelin…

#裸婦抱く のテンポ設定

そうそう、言うの忘れてた。「#裸婦抱く」タグのついた日記のコメント欄、好きに使って下さいな。ネタバレについて語りたいけれど場所がない、なんて人はどうぞ。呟きも気が引けるなぁという人も。あのfusetterって便利そうだねぇそれにしても。 さて『あな…

#裸婦抱く 1曲目の話

『あなた』で始まって戸惑ったのはその選曲自体ではなく「え、ラッパ1人も連れて来てないの!?」という点だった。完全に予想が外れてしまった。『Fantome』と『初恋』のサウンドで過去と最も異なるのはホーン・セクションの導入だった。その中でも象徴的な…

#裸婦抱く の書き方

そうなのよ、自分も、もし仮にヒカルが『道』から始まってこの20周年を祝うような選曲のコンサート(例えば本編最後を『First Love』と『Automatic』で締めてアンコールに『time will tell』と『Play A Love Song』を持ってくるような、ね)をするのであれば…

#裸婦抱く の「わからなさ」

セットリストの主張とヒカルの感情がちぐはぐなんじゃないか、その理由は何なのだろう?という話の続き。 まず考えられるのは、前回触れたように、リハーサル時点では自分の感情を“侮っていた”可能性だ。ツアーが始まるまでは普通に新譜のツアーのつもりでい…

#裸婦抱く にみる「根本的な乖離」

『あなた』から始まるセットリストは『Laughter in the Dark Tour 2018』を“最新アルバム『初恋』の発売に伴うツアー”と解釈させるものだった筈、なのに…というのが前回の話だった。そう。なのに、なのにヒカルの奴ぁ喋り始めたらもうやたら「8年ぶり」と「2…