2010-01-01から1年間の記事一覧
『忙しき世界の片隅』という嵐神の歌詞、最初は何故ココに登場するのか腑に落ちなかったが先日この歌をEVAのラストに起用したらどうかと提案した事で何かピースが繋がった気がする。かのTV版最終話のタイトルは「世界の中心でアイを叫んだけもの」でコレはSF…
ワイルドというと野生味溢れる荒々しい様を想像してしまうが、WLはソレとは対極の、光の背中の美しさを筆頭に今迄で最も洗練されたステージだった。洒脱な(refined)、という形容が相応かは兎も角実際に観て更にこのネーミングの意味について考えさせられると…
「えっと目次にヒカルの名がないんだけど」と不満を呟きつつpp218,9に古河晋チーフのライヴレポを発見。ロキノンの芸風上当然なのだが、コンサートの模様と意義をエモーショナル且つ理知的に綴りコンパクトに纏めた良記事だ。ウチにもそういうレポを期待する…
幾ら昔TVで見たからナマで歌う時どういう構成かを知っていたとはいえ、ソレでもナマで聴くBWはエキサイティング且つ感動的だった。天下の3大ヒット曲オートマFLFoLの次に配されるという普通の曲なら泣き出しそうな局面に於いて堂々と最高潮を創出してみせた…
リードギターが活躍する曲は光の曲では極めて少ないが、ライヴでのSAKURAドロップスはその数少ないギタリストの聴かせ所の1ッだ。魅せるプレイが持ち込む華の色合いは、然し、ギタリスト毎に当然異なる。丁度今、ザネッチのツイート通りに映像が発売されるの…
『新年の挨拶と共にすぱっと終わらせ』る腹積もりだったツイッターを『先に期限みたいなのは設けない事にした』のは『終わらせる時が来たら自然と分かる』、即ちtimewilltellだからと光が言ってくれたお陰で、昨朝のエントリの問いにややコタエを貰えた気が…
オリジナルと比較して最もライヴで地味に且つ劇的に変化していたのはBLUEだったのではないか。リズムが元々打ち込みで、然も私初めて聴いた時そのヒネリのないリズムパターンとアレンジに"まるでデモだな"と呟いた覚えがある程ストレートな印象の曲だったの…
残す所あと(今日含め)5日となった2010年、ITF10にWL、シンコレ2&新曲5曲にPV、ラジオ雑誌プロモにCM出演といった露出に加えそれぞれの仕事の総監督/プロデューサとしても活躍、更に800回以上のツイートと光としてはフルスロットルな活動量だった訳だがソレが…
初めから(イヤ聴く前から)思ってた事ではあったが、CWTCは歌詞を読めば解る通りアンチクリスマスソングである。"アナタへの愛情はクリスマスが来ようが来まいが関係ない"から『I'mAlreadyAhLovingYou/もうキミに恋してる』と歌う訳で、換言すれば「クリスマ…
とうとうXmasEveが来てしまった―"リア充爆発しろ"と思わない人もそんな感慨に陥ってるのではないか、ペプCMがオンエアされなくなるのだ。残り364日てな感じで"来年のクリスマス迄待てない"と読み換えて聴き続けるのは私も同じだが、気が付いたらMy携帯の曲再…
ラストインライン(live)等のロニーの絶唱を聴きながら、彼が史上最高のシンガーであると共に"校長先生"と渾名される程総ての同輩後輩から尊敬される「人格者」であった事を思い出す。然るに、既に人間的魅力がMaxを振り切っている光が尚人活を通して成長する…
ボーナストラック扱いだった事からもキャリア上BVにその座を譲った感のあるFoLOV、WLでも(コチラの"バラード過多じゃね?"という懸念も何処吹く風(←WindBlowsの和訳か)で)演奏されたのはBVだった。件の"自分の好みと距離のある"バージョンを選択したのはファ…
とてもじゃないが101も国名が思いつかない―USTで(World-Wide)WildLifeを見た人達の国と地域の合計数だ。どうやって光の存在を知ったのか、と失礼ながら疑問に思う国も多々あろう事を鑑みると改めてインターネットの凄さ怖さを痛感する。うち2000pvを超えたの…
確か5年前の今頃には光は『2年位休みたい』と言っていた筈でソコから随分時間が掛かった訳だがそんな状態でありながらUB、Hステ、TiTOと傑作を創り続けてきた事に改めて驚くと共に、もし"休みたくも何ともない"状態で曲を作り始めたらどうなるのかと夢想して…
テレビの力の大きさを改めて感じるが、ソレ以上にヒカルブランド下でココ迄売れ線な曲なのが効いている。ソコら辺が彼女の異様な所で、「皆に愛される宇多田ヒカル」というポジションを期待されている為売れ線の曲が出る事自体が喜ばれるのだ。大多数からの…
後4,5日でクリスマスだがソレが勿体無いと思う程にCWTCが人気だ。いつ何時TVでCMが流れてもTwitterには"宇多田カワイイ"ツイートが大量発生する。ヲタのみならずフォローすらしてない層からの呟きも多いのが特徴で、シングルカットしていたらどんなになって…
よくぞ1曲目にもってきた。確かに光の言う様に他のインパクト絶大な3曲と比較すれば地味だが、勿論ソコは"滋味"と書き直すぜ。クマチャン(とその贈り主?)を通してこの曲が母への歌へと変わっていった過程が見えるかのようだ。再三指摘している通り、シングル…
若い人が結構多いのね、というのが横アリの客層を見た時の感想だった。立地はベターだったと思うが、やはり平日夜7時に横浜に来れたのはある程度時間を自由に使える年代だった訳なのだろうか、ソレともファン層のマジョリティが"ヒカルと同世代"になってきた…
どう言い表せばいいか解らない位感動している、というのも私がずっと待ち望んでいた言葉を遂に光の口から聞く事が出来たから(ってツイートだけど)。もう全文引用するしかないな―『真価が問われるのは何もない時や周りに目を向ける余裕が出来た時の作品かもね…
願望を通り越し切望だったLIVEでのBLUEを聴けたのは正に望外の喜び、嬉しさ、そして驚きであった。然しあの高音の連発を殆ど全部唄い切るなんて正直喉のポリープの件が頭をよぎって気が気でなかった。テクニカルな話だが、スタジオVer.では声を幾重にも重ね…
喉のペース配分もあるだろうとはいえSAKURAドロップスの旋律の改変は決して"Fake/ゴマカシ"ではなくあクマで当時より成長した光の今の感性を反映したものである点は1月に強調した通り。ヲッサンらしくヒネクレた見方をするならば、CDver.の桜は些かロマンテ…
展開としては最高だが、コレも又"間"の問題かと思わされる場面があった。クライマックスたるBeautifulWorld〜光の曲間の繋ぎ方だ。レンジの広い難曲を唄い切りフレッシュな掛け合いでボルテージを上げきって"It'sOnlyLove"で締め"センキュ"と光が呟いてソレ…
宇宙のジャケットと冬の夜空に呼応するテイク5の登場は今回最大のサプライズの1ッであり又多くのファンのリクエストに応えた選曲で正直この思い出は一生印象に残るだろうという素晴らしいパフォーマンスとライティングだったが、曲順と曲を始めるタイミング…
のっけからGBHを歌い始めた時は正直吃驚した。スタートもスタート、初日の1曲目といえば総ての参加者が不安と緊張に苛まれる瞬間だというのに1度もナマで唄った事のない歌でくるとは挑戦者魂の極みといえる。キチンとフェイク無しでこの曲を唄い切った事は絶…
今ミスチルの新譜の曲を聴いていたのだが、スタジオテイクでもPAの響きを想像させるアレンジの数々がLIVEでメンバー達の演奏する姿をアリアリと思い浮かばせてくれるのは、ソレらの音が"人が鳴らす"事を想定して書かれているからだ。この点に於いて光の曲は…
何しろLIVE後の虚脱状態というのは"ぼんじゅ〜る"を"ほんにゅ〜るい"に変えてしまう程のものだから、光もファンも暫くは何も手が付かないのでは、と思いきや昨日の光のツイート2発はそういう空気ばかりでもない事を感じさせてくれた。私も傍らで経緯を眺めて…
"はてさて8日のぼくはくまで歌のラストをクククマママクマクマでなくクマクマクマクマクマと唄ったのは嵐の女神を唄わなかったのと同様母への個人的な想いを大聴衆の前で発露するのが憚られる為か?"と思っていたのに9日は元気一杯『ママ!』って唄いやがった…
見事な2日間だった。アレだけの内容で魅せられては讃えない訳にはいかない、のだが先述の通り改善点が幾つも見つかるのも又事実。何より、然し、だからこそ一旦"マイクを置いて"アー活から離れる決断をしたのかもしれない。多分今のまま進むと光は"この狭い…
然し、あと1回LIVEを行っただけで素直に引っ込めるのだろうか、というのも、多くの人々が昨日目撃した様に歌唱の質は確かにバカ高いのだが、(映画館でテンション低めに見ていた)私には細かな改善点が次から次へと思い浮かんできたからだ。能力的にはソレ等を…
嵐の女神を歌わなかったのは余りに感情移入が激し過ぎる故ナマで唄うのはリスキーと判断したからか或いは明日の一発勝負に賭ける為か。ラス前にオープニングにと新曲が要所を占める/締めるセットリストは、然し、極めて強く光の"今"を伝えるだけにこの後アー…