無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

30の声が聞こえてきた

この一曲、このテイクだけで判断すべき事ではないかもしれないが、桜流しにおいて真に驚異的なのは歌手宇多田ヒカルのパフォーマンスである。プロとしての活動から離れて2年近く経つというのに声に全く衰えがみられない。よくこれだけ歌えるもんだな。そう…

観客を銀幕に映した事もある監督

Beautiful Worldの話が出たついでに付言しておくと、EVAQのストーリーは寧ろ桜流しよりBeautiful Worldのそれに近い。『もしも願い一つだけ叶うなら 君の側で眠らせて どんな場所でもいいよ Beautiful World 迷わず君だけを見つめている Beautiful Boy(s) 自…

2012年11月29日のツイート

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全ては流される。最後に残る愛。

そういえばサラッとツイートしてそのまま流してしまった話があったな。桜流しとBeautiful Worldの歌詞の対応だ。「自分の美しさまだ知らないの」「あなたはとてもきれいだった」 「ただもう一度会いたい」「もう二度と会えないなんて」 「言いたいことなんか…

「逆に考えるんだ。」

桜流しの全体の構成を押さえておこう。これの説明に特徴的なのは、楽曲の頭から見ていくより、最後から見ていく方が理解がし易い点にある。逆に言えば、耳で冒頭から順に聴いていっても俄かには構成を把握しづらい。全く困った楽曲である。アウトロを聴いて…

2012年11月28日のツイート

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特に読む必要のないエントリ@桜流し

う〜ん、完全に「桜流し病」である。桜流しと名前がついたら何でも買ってしまいそうで怖い。iTunesStoreにビデオクリップだけ買いに行ったつもりだったのだが気が付いたら隣にあったオルゴールバージョンとキラキラバージョンも購入していた。何を言っている…

※名前表記の話がムダに長過ぎた

今日は桜流しのビデオクリップ配信開始日。楽曲配信が金曜深夜、土曜日になったのは映画封切り日の都合だろうが、今回はきっちり水曜日発売だ。つまり、販売計画の骨子としては楽曲配信の2週間後にビデオクリップ配信、更に4週間後にDVDシングルの発売とな…

2012年11月27日のツイート

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「無理!!」

さてここから桜流しのInstrumentalについて更に突っ込んだ解説に挑みたい訳だが…結論から先に言ってしまえば、「無理!!」なのである。いきなりの弱音には理由がある。日本語で表現していくにはアレンジの変化が微妙・玄妙に過ぎるのである。今までと何が違…

EVAQの話をちょっとして箸休め

先週最後に予告したギターがどうのストリングスがどうのという話を、あれっきりにして全く他の話を始めるのが破のQ予告の流儀に則っていて面白いかな…と思ったが、どうしようかな。あの破のQ予告の分が完全に映像化される事とかあるのだろうか。OVAとして発…

2012年11月26日のツイート

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視覚刺激に死角無し

そしてもう一つの新しい動画、EVAQのネタバレ全開の映像をフィーチャーした桜流しShortVer.の新しいPV(?)である。これがまた頗る素晴らしい。Beautiful WorldのShortVer.のPVも唸らされる出来だったがこれはそのインパクトを上回ると言っていいだろう。そも…

SakuraNagashi by Paul Carter

先週はこちらがぼーっとしている間に2つの注目すべき動画がUPされていた。1つは桜流しをヒカルと共作するという今や昔の村上ちえちゃん並に私の羨望と嫉妬を集めるPaul Carter@thisisbenbrickによる桜流しのピアノヴァージョン。そしてもう1つはEVAQの映…

2012年11月24日のツイート

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桜流しの特異的な構成について。

桜流しについていちばんの驚きは、ヒカルがこういう特異的な構成の曲をシングルとして(配信とDVDだけだけど)リリースした(する)事である。普通のPopソングは構成が決まっている。イントロ〜Aメロ〜Bメロ〜サビ〜繰り返し〜間奏〜もう一度繰り返し〜アウトロ…

世にも稀なるセカイ系の体現者

セカイ系という思想は現代人の心理を…とか何とかいう解説はWebに幾らでも転がっていそうだからそちらに任せるとして。個人の内面が世界の趨勢を左右するというのは、要は因果関係の誤解である。外界の気温が低く且つ自分の気分が落ち込んでいる時、セカイ系…

2012年11月23日のツイート

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復活の福音

桜流しの最終盤、『全ての終わりに愛があるなら』の場面、今までピアノからエレクトリック・ベースへと引き継がれてきた後半の主旋律が激しいドラミングに引き摺り突き崩されていく中、最後の最後にストリングスが上から被さってその主旋律を奏でる。劇的。…

カタストロフストリングス

桜流しの最大のハイライトはやはり最後の『開いたばかりの花が散るのを見ていた木立の遣る瀬無き哉どんなに怖くたって目を逸らさないよ全ての終わりに愛があるなら』で冒頭のメロディーに戻ってくる所だろう。細々としたピアノをバックに切々と歌われていた…

2012年11月22日のツイート

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桜流しを褒め殺し

桜流しが今年最も素晴らしい楽曲である事は既に私の中では論を待たない。タイトルを最初に目にした瞬間にそれは決まっていたような。それは今はさておき。一番は桜流しとして、二番目は何か。私は「桜流し(instrumental)」だと本気で思う。この歌で最も強力…

後半主題提示部分解説

ピアノによるアルペジオ主体の前半は単和音の連続打鍵に姿を変えて後半の楽曲を終始貫く。それを背骨にして後半は後半で主役となる旋律が登場する。『私たちの続きの足音』の直後、2:40頃に左側からアルトのピアノで奏でられる主題がそれだ。この主題が2回…

2012年11月21日のツイート

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ピアノだけじゃないぞ

漸く桜流し以外の音楽も聴いてみる気がおきてきたが、聴いてみても「やっぱり桜流しは素晴らしい」という感想ばかり出てくる。ではあるが、その割にどの音楽を聴いていても何だかいつもよりよく聞こえている気がする。多分、光の新曲を浴びまくって幸せな私…

私たちの続きの足音

桜流しの序盤のピアノは、即ち和音の変化の物語である。桜の花びらが舞い落ちる様であるとか星降る夜空の下の街並みであるとか、そういう比喩も可能であるけれども、そして、その比喩は歌詞と対比して非常に強くそういう解釈の元描かれているだろうことを示…

2012年11月20日のツイート

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そろそろ普通のタイトルにしてイイかな

注意書きばかりタイトルに書いていたらどの記事がどんな内容なのか執筆者が把握出来なくなっていくので、そろそろ通常運転に戻る。引き続き、EVAQを観ていない人は注意が必要である。前回肝心な事を書き忘れていた。2番で改めてイントロと同じフレーズに戻…

引き続きQ主題歌の話

前回は、ピアノの音の上下と主人公の目線の動きがシンクロしている点を指摘した。空から舞い落ちてくる桜の花びらを見上げ、その落ちてゆく様を見やる為に視線を下げてゆき、隣に居るあなたが「今年も早いね」と呟くのを少し見上げる。この上、下、隣の目の…

2012年11月19日のツイート

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