2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
で。その『Automatic』冒頭の歌詞なんだけども。 『名前を言わなくても 声ですぐ分かってくれる』 こうやって今振り返ると、あれ?これってもしかして「音楽家姿勢宣言」としても機能してる?? つまり、名前が売れて有名(“名が有る”と書きますね)になって…
世の中の言葉の変化に翻弄されるだけでなく、逆に世の中の言葉を「変える」力を持ってるのも流行歌を歌う音楽家の特徴で。 ヒカルの場合はそれがデビュー曲の『Automatic』だったんだな。これは「変えた」というより「割って入った」という方が適切かもしれ…
前回した話の要点を細かく言い直すと、「同じ言葉の意味が違ってきた場合」の話なのだこれは。 例えば『Automatic』には他にも 『七回目のベルで受話器を』 という歌詞が登場する。今の若い人は「受話器」という単語を知らないかもしれない。だが、それだけ…
24年も経つと世の世相も移り変わり今からヒカルの昔の歌を初めて聴く人、特に若人は歌詞の解釈が違ってきそうよねあたしみたいなリアルタイムで通過してきた人間と較べると。 かの有名な『Automatic』の2番のサビの歌詞なんて象徴的だろうな。 『It's autom…
アラフォーの、じゃなかった、かつてアラサーだったヒカルさん、最近は請けるCMも年齢なりというか大人の女性らしいイメージをもったものが増えてきた。資生堂にカルティエに…CMじゃないけどこないだはパリコレにも行ってたわねぇ。中年男性としてはこういっ…
アンサーソング以外でお馴染みの作曲シリーズといえば「Fで始まってeで終わるタイトルの曲」シリーズがあるわね。 『First Love』 『FINAL DISTANCE』 『Flavor Of Life』 『Forevermore』 『Find Love』 私としてはここに『Prisoner Of Love』も入れたいと…
『BADモード』関連のプロモーションが落ち着いてきて関心は少しずつコンサートや新曲に移る時期。しかし四半世紀にならんとするキャリアを持つ音楽家ともなると新曲といっても様々なバリエーションが有り得る。 最近少しずつ目についてきているのが「過去の…
そっか~『Laughter in the Dark Tour 2018』の詳細発表は5年前の今日か。日程は11/6~12/9だったからまぁ年内に全国ツアーやるとなるとこれくらいの発表でもギリギリだわね。ということで想像つくでしょうけど今年中の全国ツアーの芽はほぼほぼ無いって感じ…
たまにはヒカルパイセンの書く長文が読みたいなとふと思ったり。 喋りの供給ペースは最近結構豊富だったりする。毎週ラジオやってた頃には敵わないけど、今はたまにインスタライブやってるからね。昨夏はテレビ出演も複数したし、それに加えて『40代はいろい…
斯様に「なんとかリアリティ」の技術発展は盛んだが、ではその真似される方の「リアル」とは何なのかという話はなかなか記事になっていない(=一般の(って何なんだろな)リスナーに届いていない)。 よくあるのが「まるでライブハウスやコンサート会場に居る…
SONYストアで360RAを体験してきた。いや~音の良さって際限がないのかね? スピーカーから流せるサウンドってますますクリアになってるな。メタルテープだCDだHQだBlu-rayだハイレゾだと高音質音源に触れる度に「もうこれ以上は無理だろ」と毎回思ってきたの…
最近の無意識日記は「それ140字で呟けるやん?」というシンプルでシングルなテーマを10倍くらいに薄めて引き延ばした日記と「それで何冊何百万字書けると思ってんのん」という複雑多岐に渡る内容を無理矢理押し込んだ日記が相互に入り乱れていて面白い傾向だ…
そういえばヒカルさん、5年前の『Laughter in the Dark Tour 2018』では『SAKURAドロップス』の後奏でキーボード・ソロをとっていたっけか。観たのが最早懐かしい。 ヒカルさんの鍵盤演奏の腕前は本人の謙遜の通りだが、心に残る演奏というのは高度な技術を…
昨今は邦楽のトップアーティストたちが軒並み深夜アニメのテレビシリーズ主題歌を手掛けている。米津玄師、Official髭男dism、YOASOBIなどなど…昔はアニメ主題歌担当とか一流半扱いだったんだぜ…いつの時代の話だよ? で。宇多田ヒカルも遂に『PINK BLOOD』…
嗚呼、前回の日記は『Beautiful World』のPVが念頭にあったというのを書き忘れていたな。『Kiss & Cry』もそうだけど、ヒカルが姿を現さないビデオというのは扱いが基本別なんだわね。『桜流し』や『真夏の通り雨』みたいなケースもあるけれど。 PVとは言っ…
おおおぅ、《「不滅のあなたへ」前世編『PINK BLOOD』Special Movie》というのが公開されたぞ。 https://youtu.be/IA5J2DYOnrw OP映像の時点でわかっていた事とはいえ、こうやってフルコーラスで観せられるといよいよアニメ業界の編集力と理解力の高さ、ノウ…
そして今週末はやっと関東にSONYストア行脚が巡ってくるぜ。何がやっとだ全国の殆どの地域は回っても来んわ感謝しやがれという脳内音声が聞こえてきてうへぇすみませんとなっているけどともあれ今のところ福岡札幌とも好評のようで何より。ってTwitter検索し…
そういややっと『40代はいろいろ♫』のアーカイブ動画を最後まで観たんだった。後半は歌だったので途中で切ることも少なく。やっぱり『One Last Kiss』のミュージック・ビデオはブースト掛かってんだな。いや、普段のヒカルさんがブースト掛かってるってこと…
先週取り上げたChat-GPTの他にも、最近では各種AI絵生成アプリもまたよく取り上げられているわね。 ニュースの拡がり方が極端になってきてるっぽいので基本に立ち返ると、AIは別に絵を描けるようになった訳でなく、既存の絵師が描いた絵のデータを取り込…
昨日は「初めて来る人を案内する」という名目でまた八景島シーパラダイスに行ってきてまた楽しかった。何度行ってもいいもんですねぇ聖地巡礼。 それで指摘されて「確かに!」と思ったのだけど、どうしてエピックとシーパラ、お互いもっと宣伝し合わないのだ…
うぉまた深夜のインスタ投稿があったのね。最近読んでる本二冊、といったとこか。一冊はアメリカの芸術家フィリップ・ガストン、一冊は同じくアメリカの写真家アニー・リーボヴィッツの一冊。門外漢なので特にコメント出来ることもないけれど、昔から手に取…
さてではその、『40代はいろいろ♫』でのヒカルの「まとめ」の発言を実際に振り返ってみよう。0:58:30過ぎくらいだったかな。なんかそこらへん(笑)。 https://youtu.be/V9HhFr0-Klg ***** ***** そう、あたし、人間が、みんな、おんなじだって思うの。たぶん…
結論から言ってしまえば受動的な、受け身な「私」はたったひとりに収束する。能動的な「私」はその能力の多様多寡によって幾つにも分かれていくのとは対照的に。 その話を真面目にしようとすれば一冊の本が書ける…どころか一生書くことに困らないほど語る事…
特に社会人になると「何が出来るか」「何をしてきたか」という能動的な出力の結果(Results from Active Outputs)で他人から評価されるようになる(というかそれが総てだと思うようになる)ので、前回触れたようにもっと自分の受動的な性質に基づいた人間関…
案外AIの話ってニーズあるんかな!? どれくらい関心を持たれてるかようわかってないわ…。 斯様に(特に計算機に関する)科学の発展速度には驚くばかりだが、科学の本質はいつも言ってる通り「謳う自由と疑う自由」だ。「これが真理だ!」という確信と「そ…
前回は「AIが書かなそうなことを書こう」と思ったらあぁなった。反省はしていない。 でもこれだけ数千例のサンプルがあれば「無意識日記風日記生成ジェネレーター」なんて作れそうだわね。自分も言い回しや文章構成に定型が幾つかあるのをわかって書いてい…
ううう、前回のタイトル、煽るつもりは全く無かったのについつまらない駄洒落を思い付いてしまったが為に採用してしまった。あんなこと言いたかった訳じゃないのに。でも対話型AIって前回言ったように漢字変換機能の上位互換だから駄洒落は結構得意だろう…
前回はまるで頭を使わずに寝惚けて書いてしまった。内容自体は今後必要になる事柄だから掲載はしたけれど、今時ああいう文章はもうChat-GPTに任せちゃえばよくなっていくのよね。今んとこは適切な質問考えてる暇有ったら自分で書き下しちゃった方がまだ早い…
二次創作に関して。日本にはフェアユースの法的概念が皆無なので、そこから整備されていかないといけないのだけど、米国流を追随する位ならもっと踏み込んでいきたいところ。 経済でいう公正取引委員会のような概念が創作分野にも必要だ。ざっくり言えば巨大…
わざわざユーロスターで作業してた位だから次の新曲の準備には取り掛かってるんだろうけど、それがいつ日の目を見るのかっていやこれが素直に行く芽はなかなか無い訳で。『パクチーの唄』なんぞ名前を出してからリリースまで6年掛かったからね。なので「元…