無意識日記々

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2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

半年経過したので悩んでみるフリ

こういうブログをやっていると、彼女がアーティスト活動休止期間中にどう振る舞えばいいか実に悩ましい。ミュージシャン/アーティストのファンというより、単に宇多田光という人が好きなだけだからだ。Simple And Dirty KOI-GOKORO, That's Allなのである。…

無力

震災以後ミュージシャンたちは「音楽に何ができるか/音楽家にできることは何なのか」を自問しているように見受けられるが、こういう問題設定自体、普段「音楽に出来ることは、ない」のをうっすら自覚しているように思えてくる。勿論、音楽は人の心にはたら…

カラオケで"恋の"で検索すると、

恋のバカンスや恋のダンスサイトに混じって「こいのぼり」がヒットするんだよね―っていうのは誰のネタだったかな。それはさておき。小さい頃から、どうしてこうも邦楽の歌詞というのはラブソングばかりなのだろう、と疑問に思い続けてきた。昔も今もそんなに…

Bang Your Onion-Like Heads !

ガガ様が徹子の部屋に出るときいて「そういえば塩沢ときはあの番組に出たことがあっただろうか?」と疑問がわいた。ずっと裏番組に出てたから無理だったんじゃないかなぁと思ったがレギュラー終わったあとに出演したら話題性十分だからな、たぶんのちに出た…

She Stands Ablaze.

リスクのカラオケ、当時は「凝ったサウンドだな〜」と感心しながら聴いていた気がするのだが、今久々に聴いてみると密度が薄くて吃驚する。それでもポイントはしっかり押さえてるんだから面白いな〜…ってつまり、いつものように、私は単に「光の書いた音」に…

歌詞にレーベル名織り込んだからね

USJを離れた事でAutomatic Part 2 は永遠に陽の目を見ないんじゃないかというのは気になるが、逆にAutomatic Part 3 を書き易い理由が出来ている、ともいえる。次にHikaru Utada、或いはUtada Hikaruとしてレコードを出す時は3度目のメジャーデビューという…

歌詞の内容を要約してみるテスト

歌の歌詞、一曲でだいたい何文字位だろう。おおよその勘だが、3〜5分の曲で500〜1000文字程度だろうか。今の本欄の文字数だと7分位の曲になりそうな気がする。"このサイズの日本語で何がいえるか"というのは、少しばかり興味のある問題である。日本語におい…

日本語圏の揺らぎ

地上波テレビのアナログ停波まで1ヶ月を切った。大抵の世帯で切り替えは済んでいるだろうとはいえ、これで"テレビ離れ"とやらは更にやや加速されるだろう。音楽番組、特に新曲をプロモーションする番組は非常に少なく、テレビ離れが増えてもそんなに影響は…

楽観論

この国では失われた20年とか停滞とかいわれてずっと閉塞感が漂っているらしいが。正直庶民レベルでそんな事を感じる事は少ない。デフレだ不況だといわれても、失業率と自殺者数の増加は真に深刻だとは思うが、全体としては見事な発展を遂げた20年だと思う。…

振幅論

SC2DISC2の驚異的な所は、たった5曲なのに多様性においてフルアルバム2枚からの選りすぐりであるDISC1を上回っている所である。振り幅、振幅とはその幅の大きさとともに、どちらの方向へとぶっ飛ぶかという点も大きい。様々な評価軸があるだろう。サウンド…

悲観論

前も少し似たような事を書いた気がするが、人間活動を通して成長した光が戻ってくる事に関して心配や不安は殆どない。寧ろ不安なのは、我々の方がしっかり出迎えれる態勢をきっちり整えられているかどうかだ。まず、レコード会社はどうなっているのだろう。…

確かに充電というには余りに長い

伊達公子って「人間活動」の完全なる成功例なのではないか。昨夜、ウィンブルドンを幾度も征した圧倒的な芝の女王ヴィーナス・ウィリアムズを相手に"エレガントな激闘"を繰り広げる不惑の彼女を眺めながらそんな事を考えていた。テニス史上最高の選手である…

声霊たちの舞い

三宅Pがコーラス・ハーモニーの鬼なお陰でヒカルのアルバムには随分分厚いハーモニーが聞かれる。話をそのまま受け取るならば48トラックを重ねているそうだからそれはそれは豊かな響きになるだろう…と思うと、そうでもない。確かに美しいが、重厚とか豊饒と…

インター・ビュー(inter-view)〜対面

どうやら昨夜きりやんと偽Z武氏(だから誰やねんそれ)がツイッターで相互フォローしたようだ。私どちらもフォローしてないんだけどなぜかフレンズタイムラインに彼のツイートがのっかっていた。誰かのRTだったのかなぁ…。という訳で先日から何かと比較対照し…

あつくなってまいりました

日が長くなったなぁと思ったら明日が夏至じゃねーか。長いハズだ。Moon Safariってバンド名の割に燦々と輝く太陽の似合うウェストコーストサウンド直系のヴォーカル・ハーモニーが…ってこの話はもういいか。一昨年の夏はIt BitesのThe Tall Shipsを聴いてた…

手袋をはめた音

私がFlavor Of LifeのBallad Versionが先に発表されていた時に駄々をこねていたのも、This Is The Oneのメロディの出来が前作を上回るのにあーだこーだ言っていたのも、結局は「光の作った音が少ない」という事に尽きる。クォリティ云々の前に、あの音作りに…

月旅行の嘘八百、八百長問題

2011年上半期のAmazonMP3ロックチャートでMoon Safariが2位になったのには本当に吃驚した。どれ位驚いたかを宇多田ファンに通じるように形容すると、街角で「アナタの好きな宇多田ヒカルの曲はなんですか」と100人に聴いたらHAYATOCHI-REMIXが2位をとった感…

geographikaru

こういうblogをやっていると、外に発信する内容にするか内に発信する内容にするかほ〜んの少しばかり悩む。いや内容というか形式かな。どっちでも同じか。今の所は"コア過ぎて困る"位のファンを対象にした文体になっている…というかまず光と自分に向けて書い…

Paradoxikaru

これはネタバレにはならないと勝手に判断して書くが(本来ならバラす方がそんな判断をしてはいけない、正しかろうが間違っていようが)、漫画ONE PIECEでヒトデのパッパグが自分は人魚姫と友達だ、と言っていたのはウソだったと判明する場面がある。余りにも何…

再最賛美

楽曲の歌詞がイマジネイティブであればあるほど、PVの作風は困難を伴う。今から振り返ってもPassionPVの完成度は桁外れで(完璧とはいわないが)、確かにあれをもって一時代の終結、次のKeep Tryin' PVで大団円、エンドロールとみるのが相応しかったと思う。映…

ぶらぶら

伊集院光の漫画技法の解説が白眉であった。星守る犬の原作漫画の話からの派生だったのだが簡単に纏めるとこんな具合。お辞儀をしている人(犬だっけか)の絵、描写が漫画のコマに描かれている。さて、ここに「こんにちは」ということばを置くときに、どのよう…

ふらふら

一口に一億人といってもその数の凄まじさは想像を絶する。いちどきに見たことのある人数は、スタジアムでの50000人位だろうか。その2000倍と云われても、ピンとこない。そんなもんか、ともいえるような途方もないような。先日も氷室京介が2日間で11万人を動…

あたふた

ふと気がついたのだが、もしかしてここの読者であるにもかかわらず"Passion 〜after the battle〜" を聴いた事がない人もいらっしゃるのだろうか。考えてみたら、Single Collection Vol.2にも収録されていないし、元々ULTRA BLUEにも入ってなかった(Flavor Of…

疑う自由

およそ"民主国家"を謳っている国では"信教・信仰の自由"は必須中の必須である(と思っているが現実がどうなのかは知らない)。須くこの日本という国でもその自由は全力で保証されている。貴方が何をどう信じようが、その権利を他者から奪わない限りに於いて自…

無意識日記のハッシュタグは#_614929

もしかして私は毎年こうなのか。今日の日付の0614という数字の並びを見て妙にそわそわしている自分に気付く。一体この高揚感は何なのだろうと一瞬疑問に思ったが、何のことはない、ULTRA BLUEの発売日である。去年だか一昨年だかもこんな感じだった気がする…

わからないことばかり

昨日Amazonの上半期(1月1日〜5月31日って5ヶ月しかないんだがいいんだろうか)の売上上位が発表されていたのを見たのだが、相変わらずヒカルは配信で強い。GBHやBWPbAMやSC2がランクインしていた……といっても、AmazonのMP3セクションの品揃えとヒカルの知名…

音楽と接する習慣を植え付ける術

今まで当欄で何度も触れてきた通り、音楽メディアの推移・変遷は音楽の質そのものを変えてきた。蓄音機がレコードに、レコードからカセットテープ、CDにMDに…とより便利に扱い易くなっていくにつれ、手にとる人、層も多様になっていった。その昔PANTERAの中…

夢想的なお金のお話

クラウドが一般的になった場合、どのような料金体系が好まれるだろうか。インターネットが定額制によってより広範に普及した事を考えると、やはり定額制聴き放題が強いかなと思いきやナップスター(って名前だっけか)はそんなに当たった印象はない。やはり今…

書いてる途中で気が変わった件

娯楽メディアの"再生回数"は各々異なる。推理小説の類なら大抵1回、或いはトリックの詳細を確認する為にもう1回といった所か。いや推理モノでなくても小説全般や映画、テレビドラマなどは基本的に1回だけ触れるものかな。ストーリー重視のものは基本的に"…

自覚的伝統

TV番組の"やらせ"が問題になって久しいが、元々民放のテレビ局は娯楽番組を作るプロなので虚構以外にクォリティを求めるのは筋違いだ。その伝統を斟酌せず、放送されている内容が事実に基づいていると思うと大変な事になる。今回の震災でもTVに情報源として…