無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

風向きが気になります

AKB48のCDが更に売れているらしい。元々そんなに興味がないので枚数も、曲名すらわからないが、ひとつ言える事はやっぱりこれだけの"モノ"を売るって素直に凄いなぁ、と思う事と、ネットではあれだけ酷評だらけなのに、何にも関係なかった、という事だ。どれ…

小さな地球の陽のあたり方

『夏も終わりの気配漂う8月末〜♪』という訳で今夜こそ目次上げるの忘れないようにしないとなっ。となとなっ。そういえば、考えた事なかったが南半球の人たちは北半球で歌われる時期と季節の結びついた歌の歌詞をどういう風に聴いているのだろう。Summertime…

Will it be automatic ?

誰かのライブをみにいった時、やっぱり心を込めて歌ってくれれば感動するよねぇ、当然だよねぇ、とひとつ想像を巡らせた瞬間には思うかもしれない。1音1音、魂を削るような歌唱。それを観に、聴きに来る為に高いチケット代を払ったのだ、休みをとってここ…

家訓

「いい女を見かけたら声をかけろ」…だっけ? 宇多田家の家訓だそうだが、母と娘もいい男をみつけたら声をかけるのだろうか…という話では勿論なく、シンプルに"チャンスは逃すな"という事なのだろう。また、それに加え一期一会とか、一歩踏み出す勇気とか、先…

肩の力抜いて

この欄を書き始める時、「さぁ書こうか」と構えた数〜数十秒の間に大体3〜4個の書くテーマとそれぞれの構成を思い描いて、さてそのうちのどれを選ぶかといえば最も多いケースは「その3〜4つのアイデアを脇に置いて何か新しいアイデアが思い浮かばないかとア…

じゅわ〜

昨夕PFMを聴きながら「やっぱりこのメロディーはイタリア語で聴きたいな〜」と痛感した。彼らの場合、一旦イタリア国内で自国語でデビューしたのち同じ楽曲の英語版で国際デビューした経緯があったので両語バージョンを聴き比べられるのだが、私の場合英語で…

"中くらいの焼き加減で"

梶さんはよく「インターネットはメディアじゃない」と口にする。恐らく、ここでいうメディアとはマスメディアの事で、そうであるならば言いたい事は解るし同意するものであるが、言葉遣いには何となく引っ掛かる。マスメディアの事をメディアと呼ぶ感覚の話…

stoned skin evangelion

なんとなくEVAっぽい天気だ。蝉の鳴き方も気だるさが丁度よい。BWPbAMも、こういう残暑な空気に似合う。今夜はEVA破TV地上波初登場。時間枠から考えてエンディングロールはバッサリカットかな、という話になっているが果たしてどうなるか。オープニングの提…

泡粒、泡宇宙

あぁ、アキレスと亀ってブラックホールの事じゃないか、と気付いた。古代ギリシャで生まれたイメージは、20世紀にも引き継がれてるのね〜。いや今は21世紀だけど。20世紀の爆発的な発展は、世界史上でも驚異的だろう。人の増え方が違った。21世紀も、まずは…

"ふんとう"と読むと安曇野っぽい

こういうスタイルで毎日書いていると、書きたい事が書ききれなかったり、そもそも書こうとしていた事と関係無い話になっていたりと様々な事がある。文章が苦し紛れにみえる時は、ネタがなくて困っているというよりは「はて今ここはどこなんだ?」と迷子にな…

いつもと同じ結論になる長い文章

島田紳助は、昔とひとつも変わらない。四半世紀前も、MANZAIブーム真っ只中で人気も飛ぶ鳥を落とす勢いだった紳助竜助を、若手の成長を理由に(「サブローシローやダウンタウンには勝てない」) 突然解散させた。文字通りの意味だったのかどうかは今以て解らな…

深慮遠望と深謀遠慮

朝NHKのニュースを見聞きして驚いた。リビア情勢より東海岸地震より与党代表戦より柔道金メダルより島田紳助引退のニュースの方が扱いが大きいのである。大橋巨泉や上岡龍太郎同様、名司会者の早めのリタイアというだけなのにこの扱い。伝わってきていないだ…

虹色バスと

Wishbone Ash は Iron Maidenにメチャメチャ影響を与えているなぁ…と全く本文と関係ない枕から始めてみた。あと5年位したら偽Z武氏とはるかぜちゃんが不倫関係になりやしないかと訳のわからない心配をしつつ話を始めようか。虹色バスは、なぜ虹色バスなのか…

ひとりとふたり

人称のバリエーション。君と僕、あなたと私、僕らにみんな…人と人との関わりを多く歌う中でとりわけ宇多田ヒカルは「1対1」に焦点を置いた楽曲を提示し続けてきた。それはUtaDAでも同様で、Crossover Interludeにあるように「越えたいのはジャンルとジャン…

かくしごとふたたび

Distance制作後、3週間ダメ人間になっていた時期を思い出す。ギリギリまでEternallyの作詞と歌入れに挑みデッドライン上で完成させたアルバムの評判がよすぎてハナミズ垂らしてたのもまぁこの時だ。全力尽くしてダメになったのは人間の方でしかも期間限定、…

大切な時を大切にする

『今日はおいしい物を食べようよ 未来はずっと先だよ』『いつか結ばれるより 今夜一時間会いたい』"Show Me Love(Not A Dream)"『クリスマスまで待たせないで 人はなぜ明日を追いかける?』―光のこういった"主張"は、昔から首尾一貫している。今を大切にしよ…

素直に生きたい

照實さんが雷好きをツイートしている。気持ちはよくわかる。不謹慎ではないかと心配しているが、地震だろうが津波だろうが戦闘機だろうが拳銃だろうが、人を殺められる位のパワーを持つモノは某かの魅力があるものだ。その点を誤解していると、いつまで経っ…

踵を返す歌詞価値転換

前回は叙述トリックという言葉を使ったが、もっと正確に、というか幅広く捉えるならば、それは5分の歌詞世界の中での視点転換、価値転換であり、同じ事象や認識、或いは表現や言い回しに対して異なる見方を複数提示する事である。小説でいえば、星新一の掌編…

The Gentle Beast

HEART STATIONアルバムの事を発売当初「"We"で始まり"Everybody"で終わる"みんなの歌"のアルバム」と評した覚えがある。各々、1曲目のFight The Bluesの歌いだしの単語、(FoLOVの前の)ラストソングである虹色バスのラストフレーズの単語、であり、この2曲が…

Passion/SanctuaryInTheFlesh'10

Passion/Sanctuaryは、In The Flesh 2010の中でも最も特別な曲だったといえるだろう。そもそも、半年の空白があったとはいえ、UtaDAの2ndアルバムに伴うプロモーションツアーでEMIからリリースされた曲をあれ程沢山歌うとは、当初私は考えていなかった。英米…

私の時間の1

twitterは、眺めているだけだと自分の時間が失われていくだけである。フォローもリストも総て自分で選んだにも関わらず、そう感じるのは、なぜ。(さぁ、ね) ここは常田節でな。という訳でタイムラインを離れた時に何をするか。そもそも離れられない重症者も…

リリックスクランブル

ジャンルとしての孤立感が、あるのかどうか。twitterでヒカルのファンだという人のProfileをみるたびに、その統一性のなさにはてと困り果てる。この音楽が好きな人なら、という法則がまるで通用しない。今や流行りものでもないから、好きだと云ってくれる人…

SC2は"バカボンのパパ"なのだ。

mtjさんがBlogでSC2の曲について語ってくれている。"目次"から辿ってくれれば読める。まだ連載の途中なのでその内容に触れる事はせず、私は私で自分なりの解釈を今一度纏めておきたい。嵐の女神は"帰る歌"である。ぼくはくまの絵本でもいいし、テイク5でも…

小幡績スタイルで、その2

そう簡単にその2を書いてたまるか、と力んではみるものの。論点の整理が難しい。商業音楽に継承や献身の概念を求める事自体があやふやかもしれない。ただ、あらゆるものを輸入、外的要因に頼っているこの感じ。音楽的なアイデンティティのなさ、更に、流行…

商業音楽の時代論その1

NHWでなかたにさんが『10年ほど前、ユーミンはFirst Loveに対して「時代との接地面は氷の世界(陽水さんのミリオンアルバム)の方が大きい」と発言されていました』と書いてはるのだが、なるほど上手い事をいう。一時代を築いた作詞家だけの事はある。が、この…

コミックマーケットケミストリー

今夏のコミケは3日間で54万人が集まったそうな。昨年と一昨年は56万人で、これでも減ったというのだからいやはや凄い。果たして他にこんなに集客できるイベントが他にあるだろうか。サッカーのワールドカップでも、5万人収容の試合を11試合開催せねばならな…

摩訶不思議な透視と記譜の話。

さて、ここからが今夜の本題。ヒカルはSingle Collection Vol.1の表紙詩で自ら書いた詞が"自己予言"的であると吐露していた。これは、裏を返せば、書いた時はどういう事だか、何の(真の)意味があるのかわからなかったという事だ。私自身の経験の話をしよう。…

株式投資と寄付の話

ざねっちのツイートが盛んで嬉しい。まぁ私が個人的にメンションを飛ばすときっと喧嘩になるので遠慮している。遠くから静かに見守っています。喧嘩回避の為に、あーだこーだはここに書く事にする。先日、株式なんかの投資の話になった。ツイートの140文字制…

転化

時々、僕ら全員が死んだ後の宇多田ヒカルの"歴史的評価"ってどうなっているのだろう、と思いを馳せる事がある。20世紀の音楽全般にいえる事だが、ここまで多種多様多数の人間が音楽に触れる時代は未だ嘗てなかった訳で、その分消費されるサイクルも早くなっ…

何が言いたかったんだ俺は。

いや〜こんな暑い日はMoon Safariが堪らない。爽やか極まりないウェストコースト風味のヴォーカルハーモニー、ブリティッシュフォークに通じる牧歌的な風景、北欧ならではの透明感、どれをとっても素晴らしい……って何故だかBlogではMoon Safari推しになって…