無意識日記々

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2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

この五十年後とその五十年後は同じなの?

『あなたに出会えて 誰よりも幸せだったと 嫉妬されるべき人生だったと 言えるよ』─これだけならありふれた文章だ。この前に『今日が人生の最後の日でも 五十年後でも』があるから、『嫉妬されるべき人生』の歌詞は特異な響きを持つことになる。 特に、『五…

人間五十年

『嫉妬されるべき人生』の歌詞で目を引くのは─大体全部目を引く気がするけれど─『五十年後』というフレーズだろう。なぜそこが具体的な数字なのかというのはやっぱり気になる。 「五十年」といってまず思い出されるのは織田信長が好んだといわれる「敦盛の舞…

嫉妬と羨望の話

もう少しenvyとjealousyの話を。違いは何なのか。この日記なりの解釈を書いておく。 この2語は幾らか意味が重なる。というか、そこまではっきりした区別がある訳ではない。ただ、envyを嫉妬と訳すケースよりjealousyを羨望と訳すケースの方が遙かに少ない。…

A Life To Be Envied

映画「パラレルワールド・ラブストーリー」への『嫉妬されるべき人生』の起用は、監督が同曲を気に入ったゆえのものだという事で映画に合わせて制作された訳ではない。エンドロールで流れるという事らしいから逆に映画の方が楽曲への繋ぎを意識して作られて…

楽曲『初恋』が年間ベスト5に

第33回ゴールドディスク大賞受賞作品が発表された。邦楽のベスト5アルバムスに『初恋』がサザン・AKB・星野源・ミスチルと共に入っているのは想定内だが、楽曲の方の『初恋』が「ベスト5ソングス・バイ・ダウンロード」に入っているのには驚いた。他の楽曲…

『嫉妬されるべき人生』が映画の主題歌に

おやまぁ、『嫉妬されるべき人生』が映画のエンディングテーマに選ばれたのか。2月が終わる前にひとつニュース。いい感じ。 映画は5月公開ということでまだ若干先だが、これはまたひとつ楽しみが増えたということでよろしいか。映画が歌の初御披露目でない…

全体的に上から目線でやや不快な日記

あんまり楽しい話題じゃないが前回の続き。 残念なのは、レーベルメイトがまた“居なくなった”ことだ。 ヒカルがSONY内に出来たサブレーベル「Office RIA」の一員となり、そこからの第二弾アーティストとしてなりくんがデビューした。昨年は結構な数のライブ…

月曜の朝らしいどんよりした雰囲気で(笑)

なりくんがロンドン移住だってさ。なんとも「間が悪い」としか言いようがない。 なりくんは今や、というかこのところかなりの重要人物だった。『Fantome』発売時は『ともだち』のバックコーラスに参加しただけで当時目立ってたのはちばくんの方だったが、収…

君の知らないCD

「第11回CD ショップ大賞 2019」の入賞10作品に『初恋』が入ったのか…それを喜ぶ前についつい「CDショップ大賞」なんていつまで在れるんだろう、と心配になってしまっていた。 音楽をフィジカルに入れた商品は無くならないだろう、とは思う。スーベニールと…

1ヶ月間日米で1位継続中、だそうです。

昨日のニュースといえば『Face My Fears』が日米のiTunesチャートで1ヶ月間1位を獲得中、という報。へぇ凄い。あクマでもダンスチャートという特定のジャンルでの話ですけども。 前から言っている通りこういうのは煽ったもん勝ちだ。ストリーミングのポイ…

来年公開予定なのか…

「シン・エヴァ」って2020年公開予定になってるのよね。実は2020年37月でしたみたいなことにはならないのよね? もう来年なのです。 今回もヒカルが主題歌を担当するのだろうし今やそこに何の不安も心配も疑問もなく、ただただただただ楽しみなだけだが、映…

『ねえ』『ねえ』『今』

さて、英語版の方が先に出来ていた、という仮定に基づいて『Faith My Fears』『フェイス・マイ・フィアーズ』の歌詞を見直してみよう。『Face My Fears』の方から。 『Breath, should I take a deep ? Faith, should I take a leap ? Taste, what a bittersw…

今回も結局こうなる(笑)

何故か過去2作についても日記で触れているので今回も触れておこう。IRON SAVIORの新作が発売された。期待に違わぬ正統派メタルサウンド。相変わらず素晴らしい。まだ1回しか聴いていないが、メロスピ超特急"Heroes Ascending"、キャッチーな"Never Stop Be…

『Face My Fears』の制作手順を妄想してみる

『Face My Fears』はどうやらヒカル、Skrillex、Pooh Bearの3人がスタジオで一緒になって制作した、ということのようだ。今時珍しい? 最近はデータのやりとりだけでコラボレーションが完結する事も珍しくなかろうに。2人のみならず3人て。皆バラバラに住…

メッセがなくても同じノリ

『Message from Hikki』開通20周年記念日。今は蔵に仕舞われているようなもんだが、これがなかったらこの無意識日記も存在していなかった訳で、自分にとっては親の誕生日のような建国記念日のような元日のような…兎も角、大事な日というか大事なスタートの日…

プリンセスプロデューサー

『歌姫ってなんなん?』というのは昔からヒカルは言っていて…といいつつソースが出せないんだけども、そういう感情がずっとあったということは推し量れる、とでも言っておくか。 「姫」というワードのイメージに広がりがあるのがそもそもの問題で。Wikipedia…

しつこいまでの念押し(笑)

念には念を入れて念押ししときます。既にツイートを読んでくれてる人には繰り返しになるのだけれど。 週末には名古屋でもハイレゾアナログトークセッションがありまして。そこで幾つかスタッフの皆さんに質問をぶつけてくれた人たちがいらっしゃったと。その…

なんなん効果

ポルトガルオープン女子単決勝は早田と橋本の対決。2016年高校総体決勝の再現になったが早田が辛くも振り切った。プロツアーの中でもチャレンジシリーズに数えられるポイントの低い大会なのに中国一軍が参加したせいでえらくレベルの高くなったこのトーナメ…

「ねえ」「ねえ」「ねえ?」「ねえ」

『フェイス・マイ・フィアーズ』の歌詞と歌い方で気になっている点といえば「『ねえ』の歌い分け」だろう。 「ねえ」は都合4ヶ所出てくる。 『ねえ どれくらい』 『ねえ 笑えばいい』 『ねえ 生まれつき』 『ねえ 臆病な人なんていない』 そしてなぜか歌詞…

おならを鳴らすなオラなら許さん

昨日秀逸だと思った屁放きリプライは3つだけ昨晩、リツイートしておいた。中でも秀逸なのが"Breath, should I take a deep?"とだけ返したヤツで、ヒカルが「エレベーターで屁ぇ放くヤツ断罪されるべし」と照實さんに自分の屁放きを庇って貰った過去も忘れて…

年号がまた変わる前に

一昨日だっけ? 白血病罹患を公表した池江璃花子選手に対して「ガッカリした」と発言した大臣が全方位から非難を浴びたってニュースは。 時代が変わったんだなぁ、としみじみ思った。昭和の頃ならこの程度の発言、取り上げられることすらなかっただろう。政…

サブスク・ミスマッチ

よくわからないがSpotifyのバイラルチャートで『Face My Fears』が好調のようだ。アメリカで5位だとか欧州各国でも一桁のランクなんですと。サブスクのランキングの算出方法はサッパリ知らないが、今後は知らないのが普通になるのかもしんないし気にしなくて…

頑張ってるのに何故か影が薄い隈部くん

「なぜ隈部くんは顔を出さないのか」─これは真剣に考えるべき問題なのか否か。 アーティストはプロモーションに常にフル稼働できる訳ではないので、名物ディレクターなり敏腕マネージャーなりが顔出しまではいかなくとも名前を売ってアーティストの援護射撃…

ドSヒカルの餌食・エンジニアの小森くん

小森くんの言ってた「『初恋』ラスサビに足したシンセベース」をチェックしてみた。なるほど、中央に新しい低音が鳴ってるね。これ、コントラバスの音域内だからとそんなに意識して聴いてなかったけど、耳を傾けてみたら自然減衰が聞き取れない。電子楽器な…

何故か急にまたVR語りをしたくなった私

VRに対して以前「視覚のリアリティを追究するのはいいけれど、ミュージシャンなんだから聴覚のリアリティにも注意を払わなければいけないんじゃないの?」と皮肉を言った。耳から聞こえる音もまた眼前に在るかのように響いてこなければいけないのではないか…

CDラジカセ世代のサウンドの申し子

「80年代初めはFMの電波を飛ばして車で聴いてみてた。90年代はラジカセ。今はiPhone。」─サウンド作りに関する三宅Pの発言だ。要はどれだけハイクォリティなサウンドでアルバムを仕上げようと、実際に聴かれるシチュエーションで聴いていい響きでなかったら…

三宅P「アナログは水彩画、ハイレゾは油絵」

さてアナログとハイレゾの試聴だが自分はBRAVIA組だった為本来なら何かコメントするのは憚られる。しかし、聴いてみると確かに違ったサウンドだったのでその点については触れておこう。 単純に、マスタリングが異なるのだ。落としどころが違えば鳴らせるサウ…

アナログ信仰そんなの“迷信”?

土曜日のトークセッションは、その殆どを沖田ディレクターが取り仕切ってそこに半分隠居気分の三宅Pが茶々を入れ要所で小森君がボソッと発言するというスタイルで1時間余り執り行われた。基本は現地でアナログとハイレゾの試聴をしましょうの会ということで…

15時の回をBRAVIAで観てきましたよ

今日の銀座SONYストアのトークイベント、自分にとっていちばん大きかったのは“『ULTRA BLUE』の2018年リマスター版マスター音源はアナログ制作”という沖田さんの発言だわ。 元々2006年の『ULTRA BLUE』のマスター音源は、デジタルのマスターとアナログの…

良し悪しの判断と価値の有無

「音の良し悪しなんてよくわからないから」と謙遜する人を幾らもみてきたが、聴覚の能力ってそこまで極端に差がある訳ではない。音楽の意図を汲み取るには時にかなりの修練が必要だが、音が綺麗かどうかとなんていうのは聴けば大体の人がわかる。手書きの文…