無意識日記々

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2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

1年目の曲も25年目の曲もおめでとう。

ヒカルが歌う“Let It Snow”を聴くことで、「今年も冬が来たんだなぁ」と実感するのが毎年の恒例になっているのだけど、そうなりゃ当然というべきか「今年のまとめ」の期間に突入するのだわな。早速AmazonやらSpotifyやらが2023年を総括し始めてくれている。 …

セトリ決めは複雑怪奇なパズルみたい

ライブでの『traveling』の立ち位置が危うい、という話をしたが、それは最近曲である『Gold ~また逢う日まで~』についても言える事だ。ヒカルがインタビューで語っていた通り、この曲は本来ストレートなダンスチューンであった所を映画のエンディングに合…

次のツアーでの『traveling』の命運や如何に

昨日発売22周年を迎えた『traveling』、泣く子も笑顔になるとびっきりのダンスチューンだけど、ヒカルのライブでの歌い方から察するに、そこまでアグレッシブな聴かせ方をする気がないのよねぇ。 まぁ私の好みの問題なのはつくづくわかってる。自分はアップ…

25年の重みに取り組むモノマネ芸人と本人

近年の幾らかの実演について、昔の曲でキーを下げてるものがあるという話。前も書いたように私は全然キーの違いに気づけない人間なのでそれ自体に余り関心はないのだが、「キーを下げる」ということにネガティブな印象を持つ人も在るかもしれないということ…

つぶやきの裏側

アンケートの時に頭を悩ませるのが、質問の仕方と選択肢の設置だ。#Hikki_Survey のQ3&Q4は、非常に素朴な疑問、「ヒカルが海外公演するとしたら、どれくらいの人が行くのだろう?」というところからスタートしているけれど、それに沿って具体的に、140字以…

海外公演に対する状況と認識の変化について

13年前に較べてヒカルの海外公演に赴く人が増えそうだぞ?と思わせる時代と状況の変化。どんなものがあるかというと… まず、UTADA名義が実質的に無くなった事が大きい。英語歌詞の歌を歌うのも海外の公演で歌うのも総て宇多田ヒカル名義。アルファベットで書…

#Hikki_Survey Q3&Q4についてアレコレ

共和国でとったアンケートの結果が自分の予想とかなり違っていたのでなんか書くか。 https://twitter.com/hikkicom/status/1728783267598417941 質問は単純で、宇多田ヒカルの海外公演に行く気はあるか?というもの。それを、ワールドツアーに日本公演が含ま…

『俺の彼女』の歌詞について復習。

『俺の彼女』の歌詞の構成について基本的なポイントを復習しておく。何れも当日記では既出事項のはず…だとは思うものの自信がないのでまた書いとこうというね。 まず、この歌は『俺』と『私』の2人の視点から歌われている。そして、『俺』の歌うメロディの…

UHSC3やベスト盤のリリースはある?

『Utada Hikaru Single Cillection Vol.2』(以下UHSC2)リリースから13年か。最近当日記では25周年記念日目前と連呼しているけど、13年前の2010年一杯、ちょうどこのUHSC2がリリースされ『WILD LIFE』が催された時点で「第一期・宇多田ヒカル 完」という認…

ほの昏く紅い灯りが繋ぐ歌

自分が『俺の彼女』を『Devil Inside』と関連付けて語りたくなっているのは、偏に『Laughter in the Dark Tour 2018』でのアンコール1曲目で『俺の彼女』が始まる直前の昏く紅いライティングを見た瞬間に『Devil Inside』を想起したからだ。 『Devil Inside…

『俺の彼女』はアンコール1曲目だった。

豪快に寝過ごした。 気づいたら朝。気を取り直して。 次に話題に出そうとしていた『俺の彼女』は、5年前の全国ツアー『Laughter In The Dark Tour 2018』の(…と、毎回一応全国ツアーって書いてるけど、最北埼玉最東端千葉最西端福岡って、日本列島の半分も…

私の中の悪魔が惑わす

先週からの続きで『Devil Inside』の歌詞のお話。今回はサビ。 『悪魔(あるいはそれに似た何か)が中に潜んでいるのかも 悪魔(あるいはそれに似た何か)が私の中に潜んでいるのかも 悪魔(あるいはそれに似た何か)が中に 私の心のどこかずっと奥底に悪魔…

『One Last Kiss』DLプラチナ認定☆

『One Last Kiss』のダウンロード販売数が日本レコード協会にプラチナ認定されたそうな。25万DL。実にめでたい。 なかなか昨今ダウンロード数というのもどこらへんに基準があるのかわからないんで評価が難しいのだが、サブスクがメイン層だろうYOASOBIの、4…

新たに作った共和国発のタグ2つについて

まずはひとつめ、「#Hikki_Survey」。Twitterの宇多田共和国アカウント @hikkicom にてアンケート実施中です。まだ見てな方は↓こちらから。 https://twitter.com/hikkicom/status/1725853853491544403 https://twitter.com/hikkicom/status/1726220363577839…

安室ちゃん音源引き上げに吃驚して思うこと

前回の話の続きをしたかったんだが、事態が動き出す前に触れておきたい話題が転がってきたので敢えて取り上げる。安室奈美恵の楽曲が各サブスクとYouTubeから予告なく削除されたそうな。 一部報道では「契約の見直しと重複の削除」が理由と報じられているが…

『私が燃えること』

『Devil Inside』、続いての歌詞はこちら。 『私が燃えることを人は知らない 私が燃えることを人は知らない 私が燃えることを人は知らない 私が燃えることを人は知らない』 しつこく4回繰り返すこのフレーズ、日本語でもそうなのだが英語の方でもそのまんま…

『誰もが私を天使にしたがる』

じゃあ折角なので久々に『Devil Inside』の歌詞を、今回は対訳をメインにして解説してみますかね。 まず大事な当時の背景を。19年前だからね。この『Devil Inside』は2004年にアルバム『EXODUS』で全米デビューしたUTADAの1stシングルであり、また、同アルバ…

聖なる嫉妬

急に違う話をしたくなったのでする。 以前も紹介したTCY Radioでのこの問答。 ***** ***** ■宇多田さんが嫉妬する人は? いない。 TJO:ありがとうございます。嫉妬する人は、いないんですね。 宇多田:いないというか、「嫉妬する」感覚がわからないんです…

ネット老人会の昔話は続く:オフ会編

昔の宇多田共和国&New Hikki's Worldの規模は結構なもので、20年前は今と較べると恐らくインターネットを日常的に使用してる人口は10分の1にも満たないスケールだったかと思うのだが、それでもその2サイトで合同オフ会(オフライン・ミーティングってやつ…

宇多田共和国についての独り言。ある意味"日記"らしいかも。

前回「宇多田共和国の名前を細々とでも残し続けていけたらな…」てな趣旨の締め方をしたけれど、時代と共にウェブの在り方もずっと変化を続けているので、今後どうなるかなんてあたしゃサッパリわからない。 宇多田共和国が生まれたのは1999年1月20日(Hikki…

WEBMASTER氏とは縁もゆかりもない私。

さてそもそも「宇多田共和国」という名前も用いて花輪を送れるほどヒカルからの認知を得られていたのも、初代管理人さんである故・WEBMASTER氏の功績が大なのである。彼が共和国を作ったんだから当たり前ではあるんだが。なお一般名詞として“Webmaster"、「…

お祝花回顧その2

お祝花回顧その2 前回はテレビ番組「笑っていいとも」にファンサイト連名でお祝花を掲出した話をした。では今回はコンサートに花輪を送った話を…と思ったけど当事者の皆さんが次々と語ってくれたので、あたしゃそれをコピペして済まそう! そもそも、なぜコ…

お祝花回顧その1

昨晩、「Hikkiに送ったお花の話」がTwitter上で展開されていたのでそのまとめを。ツイートだと字数が足りなかったからね。 自分が関わった2005年以降の話をしよう。当時インターネットのファンの交流は掲示板というツールを使って行われていた、BBS、Bullett…

#あなたの宇多田ヒカルはどこから タグの私なりの楽しみ方

かなり「 #あなたの宇多田ヒカルはどこから 」タグのツイートが出揃ってきたようなので、このタグの私なりの楽しみ方を紹介しよう。 ハッシュタグの持つ距離感というのは独特で、皆誰かに促されてファンになった切っ掛けを語り出したというよりは、常々話し…

25周年に向けて #あなたの宇多田ヒカルはどこから タグに再度注目!

何だか「ハッシュタグ廃止!?」なんてニュースが飛び交う中ですけれども!(笑) Twitterのハッシュタグ「 #あなたの宇多田ヒカルはどこから 」をここで今一度プッシュするには、ある意味絶好のタイミングとなったのかもしれない。読めるうちに読まなきゃだし…

〔定期提起ネタ〕ファンの資格と参画

宇多田ヒカルにはファンクラブがないし、これからもなさそうだし、過去にあった事もないのだけど、それでも何故か定期的に「ファンの資格」なる概念について話題が上がる。結論はシンプル&クリーンなんだけどねぇ。「そんなものは無い」。以上。 ただ、恐ら…

「読者はどこまで知ってるか?」問題

先週金曜日の宇多田ナイトでは、有名曲に負けず劣らず『ともだち』や『2時間だけのバカンス』の人気が高かったのが印象的だった。基本的にゲイナイトなので、さもありなん。『ともだち』はノンケに恋するゲイの歌だし(各自好きに解釈すりゃいいけども)、…

25年の集大成? それとも新譜新曲中心?

「25周年記念ライブを希求する」ということで色々と書いている訳だが、そう言う事で選曲上の懸念がひとつ増えるのがもどかしい。何がって、そのライブは「アルバム『BADモード』を引っ提げてのコンサート(・ツアー)」ではなくなってしまうのよさ。 実は、…

ツアー記録の大切さの話。

5年前を振り返るモード。そうそう、ツアー開始直後は、『Laughter in the Dark Tour 2018』の美点だった「撮影OK」の告知が徹底されてなかったのよね。だから横浜アリーナ公演の動画は少なくて貴重なのだ。リスクを取って記録&公開してくれた皆様に幸あれ…

公演がツアーかどうかで歌メロが変わるとな??

「コンサートツアーとスペシャルライブではヒカルの選曲やアレンジが各々変わるのではないか?」という話をしようかなと。 ここでいうコンサートツアーというのは『Bohemian Summer 2000』『UTADA UNITED 2006』『Utada In The Flesh 2010』『Laughter in th…