2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧
遂に発表になったWildLifeDVD詳細、横アリ/映画館/UST/NHK/オンデマンド/スカパー/SSTVと徒然に観てきた本編140分に特典映像60分が加わるとなればファン必携間違いナシ…、ってココの読者に云うの結構恥ずかしい。買わない人が居てくれる方が肩の力が抜けて嬉…
適当に言ってる様な口調はいつも通りだが、自分で作った歌のみならず他人(ジャン=ジャック・アノー)の撮った映画(子熊物語…小熊じゃないのね)にまで"最高傑作"と宣うのは流石に盲信的(猛進的?)と言われても反論できない。尤も、"いつでも本気"な人が特技"人…
"パターンに陥った手法"を駆使するのはPopsの鉄則だ。幾ら質が高くとも聴衆は聴いて理解できない、安心できないものは公に評価しないからだ。手法が手垢に塗れて初めて、友達が読み古した漫画本や着慣れたパジャマの様に親しめる。何か革新的なサウンドを編…
シンジにカヲルが話し掛ける最初の「歌はいい」の一言と、墓所の主が最後にナウシカに語る「人間に大切なのは音楽と詩となろう」の一節は私にとってほぼ同じ風に響く、というのも庵野宮崎両氏ともアニメに人生を捧げながらキャラにこう呟かせる何かが、歌(コ…
ツイートを参考にすると、WildLifeはDVD/Br確定としてもITF10は配信のみになる気配なのだが、ソレならいっその事会社もEMI一社になったのだしWLDVDの初回限定特典にITF10DVDをつけてはどうだろうか。勿論私は採算など考えずに云っているのだが、今の日本でUt…
初のUS/UKツアーとなったITF10がDVD化/配信された暁に売れ行きに注目したいのがアジア諸国だ。いつも(12年間ずっと!)初恋の総売上数の値について混乱が止まらないのは、ソレが日本国内のみか全世界合算かが曖昧な為で、日本以外の国で200万枚以上売っている…
話題性等皆無な中で光がLIVEした事がない訳ではない。嘗て、丁度6年前の今日行われたNYショーケースは(当時の映像でも確認できる(らしい)が)聴衆が立ち話している様な雰囲気だった。つまり光は日本では過去最大級の注目の中、USでは普通の新人として各々LIVE…
軽妙なヤリトリが続く光のツイートの中で私のお気に入りは『(作品作りの)真価が問われるのは何もない時ry』の1文で、光の作曲力の成長を期待させて嬉しいのだが、もう1面、ライヴパフォーマーとしても同様の成長を期待したい。作り手の"何もない時"に対応す…
ルールを破るのが公的な利益に反するのに対しセオリーを破るのは大概私的な利益に反するだけな為無関係な他者からは容認され得る。段平の抑止もきかずノーガード戦法等のセオリー破りな戦いぶりで快進撃を続ける初期の丈の生き様に於いて、然し、読者として…
この作品の見所はやはり役者陣の並々ならぬ気迫にあると思う。割れた腹筋と露骨な肋骨で極限の減量に挑んだ力石徹の精神を身をもって表現した伊勢谷友介の本気度は凄い。クールさを原作よりやや強めた矢吹丈を堅実に演じた山下智久も主役の重責を見事果たし…
ラストに流れるSMLの必然性はどうだろう、と鑑賞前はやや不安だったが確り劇中のセリフと歌詞が絡ませてあり一安心といった所。よくよく原作を知る身としては女性歌手を起用する事からして疑義を挟めたのだが今回の実写版は原作に較べ白木葉子(香里奈)の役割…
ルカ&ミチルのイメージが(当然乍)強いPoLの"私とあなた"だが、コレも又呼称や口調に囚われなければ様々な人間達の関係に解釈可能だ。 肉親、例えば母が子を生んでからの物語と読んでもいいし(その場合"友"に引っ掛かるが)、男同士でも男女でもいい。現実に引…
「目的は何だ」と思わず呟いてしまいそうな光の"打ち合わせ"ツイート、次の仕事の話なのかそれとも"仕事してない期間のアレコレ"についての話なのか、光のメッセージ発信方法からしてすぐには判明しないだろうが今後の展開として思い付くのは既存映像作品のB…
論点を整理すると、LettersやBWで対象を母だと設定して話が通じるのは、光が母をガッチリ想定して作詞した為という訳では、ない。額面通りに受け取るのが勿論真っ当な解釈だし真実なのだが、嵐神自体が元々母以外の別の人に向けた歌になりそうだった事を想起…
こうしてBWと嵐神を聴くと得心のいく表現が次々と現れてゆく。詞を並べるだけでイイ―『何が欲しいか分からなくてただ欲しがって』『心の隙間を埋めるものを探して何度も遠回りしたよ』―まるで1ッの曲の1番&2番みたいなハマリ具合だ。コレに加え『言いたいこ…
歌詞に於いて呼称の与える先入観は大きい為、その呪縛を解き放つと意外な世界が見えてくる。例として先日Lettersの『君』を母と読み換えてみたが、同じ事はBWでもできる。典型的な解釈なら君と僕だからカヲル&シンジかな等と考える所を、呼称を換えて娘&母と…
じっくり歌詞を読んでいると、如何に光が音韻上の"都合"で言葉を選んでいるかがよく解る。ユニークな言い回しとはただ考えているだけでは中々生まれてこない。「ん〜」と力んでいても大抵ダメで、"当初は考えてもいなかったルート"経由で生まれてくる事が多…
絵空事だと夢を捉えてる感のある最近の(?)光だが、8年半前の夏に書いたAnimatoを聴くと控え目乍ソコで"夢"らしき事を語ってる様に思う。随分とその後印象が変化したなぁと思うのは『I take my diamond shoes』の一節で、当時からココの解釈にはアタマを悩ま…
付き合ってる人が居るんだか居ないんだかわからんHikki'sValentineTweetだったが、相変わらずラブソングを歌う人のプライベートに対する関心にどう対処すべきか私は悩んでいる。鳥山明自身が冒険や戦闘に携わってるか気にしながらDragonBallを読むなんて事は…
宇多田ヒカルの曲では登場人物が兎に角よく眠(りたが)る。勿論誰しも眠るものだが継続的に歌の主題であり続けるケースは珍しい。残さず書き下したい所なのだが『君の側で眠らせて(BW)』『小さなベッドでおやすみ(嵐神)』『夜はおやすみまくらさん(くま)』『…
二月十四日本日はStVDだが、今朝の『ヒカルが小学生の頃、チョコくれたけど、直後に「食べていい?」と』というザネッチツイートには全力で和まされた。当然ながら光にも幼少時代があった訳だが、今の人間的に成熟した姿を見慣れてしまうとついついその事を忘…
待望のLivMoonの新曲PV。新任Ds&Grのバカテクが凄まじく笑ってしまうほど。これだけのクォリティがあれば欧州でもやってけるんでないか。本家NIGHTWISHが違う路線にいってるのだからその後釜を狙える。ルックス&プロポーションは海外に行っても圧勝できる…
イントロが流れた瞬間に「キター!」と快哉を叫んだ曲。2011年始まってまだ1ヶ月とちょっとだけど、ホントこれ今年のベストチューンになるかもしれん。メタルとパンクとニューウェイヴとゴシックのどれもから等距離でありながらばっちし曲をキャッチー&エナ…
「んなこた言われんでも分かっとるわい」とツッコまれるのを承知で書くが、GBHのサビ後半にイントロのSynergyVocalsが再登場する事にお気付きだろうか。でんぐり返っても私からは、イヤ誰からもこんな発想は出てこないだろうという編曲なのだココ。悔しい事…
ズッシリと重い(思いの)問い,疑問,葛藤を聴き手に残すのがヘヴィMusicの役割なら、嘘でも軽薄でもイイから答を与えて聴き手の心を軽くするのがPopMusicの役割か―TiTOプロモの頃『私の音楽には根っこがあるから』と後者の様な軽さとは一線を画すと光は答えて…
待ちに待った、というテンションは然程みられない―其れも其の筈、曲の全容は解ってるしLIVEで体験した人も(映画館で観た人も!)多いし光の映画に対する拘りもナイとくれば盛り上がる筈もない。楽しみなのは映画とのシンクロ具合だが、原作は実に特異な作品で…
詰まる所『お母さんに会いたい』の一言に帰着する嵐神はその前段で自らに許しを与える過程が不可欠だ。苦悩の源は自らに禁忌を課していた事であり、ソレは素直に考えれば"私はお母さんに会いたがっちゃいけないんだ"という幼気な抑圧であり、アクセサリを握…
本日2月9日発売になった陰陽座のニューシングル「紺碧の双刃」からのタイトルトラック。 デス声もフィーチャしながらサビで黒猫が清澄且つ伸びやかな歌声を聴かせる佳曲。 いや本当にこのバンドの安定感は凄まじい。「ちょうどこれくらい従来路線を踏襲し…
変則的に逆から考えてみると、まず初めに「"コレ以上ない位に清々しい気分"を描写したいという思い」があって、ソレはまるで澄み渡った青空の様だ、では最も澄んだ青空はどんな時に現れるかといえば台風一過、嵐が通り過ぎた後だな―という具合に"嵐"というキ…
能力の問題ではなくコンセプトの問題―今朝のザネッチツイートにあった通り一連のWLの映像作品/番組は12/8,9両日のリミックスとなっている。その点はヒカ5やウタユナとおんなじで、恐らくITF10も同様だろうが、この手法は"ベターテイクを選べる"という利点と…