無意識日記々

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新春恒例お笑いBIG3英語?禁止ホール

今日は何の日宇多田ヒカル、もとい、世間一般の今日は何の日では72年前の1943年3月2日、野球でのカタカナ用語が禁止されたそうな。ストライク、アウト、ホームランといった語が使えなくなった。一体そんな事して何になるんだという感じだが、戦争も押し迫っていよいよ末期だったのだろうな。社会が精神疾患を患った状態といおうか。精神疾患というのは生理学的病態ではなく社会的病態なので、この場合国際関係上の精神病、という事になるが。

流石に今更この国で外来語禁止は無いだろうが、類似の思考形態はあり得る。例えば駅構内では数カ国語による表示も珍しくなくなっているが、これが日本語とアルファベットに限られる、なんていう事態なら21世紀の今でも可能になるかもしれない。

インターネットも同様で、日本語と英語のサイトにしか接続出来ない、なんて事も有り得るだろう。72年前の話を小馬鹿に出来るほど日本人は賢くなっていない。自分もその一員だけどさ。

となると、Utada Hikaruのワールド・ツアーも、行ける国と行けない国が出てくる、というか、そもそもHikaru自身が行ける国にも制限が出てくるかもしれない。ここらへんは難しいところで、何がどうなるかなんてその時になってみないとわからないが、今言えるのはそうなる前にまわってしまった方がよいだろう、という事だ。

各地にファンを作ってしまえば、それが一時的に弾圧されたとしても必ず復活出来る日はくる。これは、どの国の話という事はない。地球上総てに当てはまる事だ。月や火星についてはまだ考えてません。

そもそも、表現の自由が規制された国で歌手が活動を続けられるかという点からして疑問である。Hikaruなら常に表現の自由を求めて移り住み続ける事も可能だろう。その時に、"来日"できるかどうかは、…わからんわな。

兎に角今は、そういった諸々が"馬鹿馬鹿しい杞憂の数々"として打ち棄てられるのを祈るばかりだ。ここからどうなるか、私にもよくわからない。或いは、もう既に目を背けたくなっているのかもしれないな。