無意識日記々

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カップリング with カプチーノ・カプリース

ラフミックスの話がちと細か過ぎたか。まぁいいか。ラフの状態でレコード会社のディレクターに聴かせて判断を仰いだり、時にはラジオオンエアまでされちゃう場合もあったりするから完成度としてはかなり高いラフもある、という言及もしとくかな。レコード会社が発売を急ぐあまりラフミックスの状態でリリースされてしまった作品まであったりする。後日正規ミックス盤が出たりしてね。大変だなみんな。

取り敢えず、制作第一報が1月で6月の今まだ制作中というのだから、時間が掛かっている訳で、ならばもうそろそろ完成だろうとみるべきか、ここまでくれば5ヶ月も7ヶ月も12ヶ月も大して変わらんと鷹揚に時間を使うんじゃないかとみるべきか、難しいところだが、まぁ今までと変わらない感じで待ちますかね。

何しろ、制作終了と発売はイコールではないのだから。いつでもリリースできますよという状態で塩漬けされてしまう可能性も否定できない。よくわからないのは、何故1月の時点で言及してしまったか、なのだが、スケジュールの変更があったとみた方がいいだろうか。うーん、照實さんは兎も角Hikaruは迂闊な真似はしないだろう。フォロワー数からみてみても。そう考えると不可解なのだが、印象が立ち消えになっただけでさして実害は無かったのだから問題があった訳でもない。判断が難しい。

また、今回の作業がEVAQのような位置付けであれば、一曲は作りますけどそれっきりで顔も出しませんよパターンも想定され得る。「復帰」ではない、と。そこらへんの設えは梶さんなら抜かりないだろうからいいとして、この方式が定着してしまうと「復帰」=「ライブ」の選択肢しかなくなってしまわないか。それならそれで、という気がしなくもないが、果たしてメディア露出を今後どうするかの方針は決まったのだろうか。今まで通り、というのが答だろうし、怖がってばかりでも仕方がない、とも思うけど、それに見合った効果が見込めるのか、という点から再検討をしておいて欲しい、とは思う。たぶん、またイチからファンベースを築くというか、誰を相手にしていくか、というところから考えないといけないので。

今は、「不特定多数」というターゲットが成り立たない時代だ。ポストJpopのミュージシャンは特に。特定の、これくらい居る誰かたちにこういうものを届ける、というヴィジョンがなければ、話題にはなったけれどそれだけだったという事になりかねない。そこらへんも含めて、焦らず、きっちり準備して臨んでうただきたいなと思うのであります。