無意識日記々

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人が恋愛を歌う理由

ラブソングに拘らず詞を書いてみては、と光に提案したくなった事が何度もあるのだが、躊躇するのには明確な理由があってソレは音楽という人の営みの最大の原動力が人の"嗜好"である点だ。幾ら歌が巧かろうが演奏が出来ようが誰かに好かれなければ音楽に存在価値はない。だから例えばスポーツなら客観的なルールに則って勝てばOKな訳だから好き嫌いは関心として二の次になるが、ミュージシャンは半無意識的に人の嗜好に関心が向き、結果詞のテーマも恋愛等が中心となる訳で、既婚だろうが還暦だろうがPopアーティストがいつまでもラブソングを唄うのは至って自然な事なのだった。