無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

『Glad it was a dream』

これだけツイートがあると全部に反応しきれてないな。総ツイート数も1400を超えフォロワー数も約99.5万人。効率がいいというか影響力が大きいというか。

Tweenを使っているからか総じてTwitterは「チャットとそのログ」という趣が強い。呟いたその時に居合わせていないと反応も異質になる。特に@utadahikaru宛ツイートストリームを眺めるとなると反応速度も重要になってくる。やはり高速でRT&リプライを飛ばす向きには熱心なファンが多く、素直な内容のツイートが多い。時間が経つにつれ斜に構えたり穿ったり一捻り考え込んだものが増えてくる。流石に総数が多いのでリアルタイムでないとチェックしきれない。RT数だけでなくリプライ数もカウントできないものかと思うがクライアント毎の仕様の差異を考慮に入れるとなると面倒そうだな。

種々のSNSの中でもTwitterは機能性が非常に特殊なので、余り簡単に廃れる事はないだろう。クライアントを駆使した場合使用感はSNSというより専用ブラウザで見る2ちゃんねるに近い。ただ発言がスレッド単位でなくID単位なので個々の個性の拾い上げ方によって世界の広がり方が大きく異なってくる。スレッドの役割を果たすハッシュタグ機能はまだまだ改善の余地がありそうだ。

このテの"情報洪水型"のツールは受け取る方の能力の色合いも問題になってくる。例えば、ニコニコ動画の字幕を読むのに慣れているかどうか。あれだけの弾幕を逐語的に読むのは不可能に近く、大抵は全体の流れを"眺める"事になるのだがそれによって、どういう発言が多いかとか感想の分布はどうなっているか、といった統合的な情報が頭に入りやすくなっている。当然、番組を送る方もすぐ番組に反映させる為に字幕の処理に長けていなくてはならず何より視聴者目線を兼ね備えている事が大事になってくる。昨日しょこたんが24時間ニコ生に挑戦していたが、瞬時にコメントの"傾向"を把握する事を自然にやってのけているのを見て、「あぁ、ニコ主はまずユーザーでなくてはならんのだなぁ」と(多分彼らにとっては当たり前の事を)感じた。ヒカルも24時間ニコ主を…と口走るのはやめておくけれども、ニコ生やらソーシャルストリームつきのUSTに挑む場合には、こういうシステムにユーザーとしてお互い慣れてお
く必要があるだろうなと痛感した。

しかし、99万フォロワーともなるとこれはひとつのマスメディアであり、なかなかそこまでの"特殊リテラシー"を読者に要求するのは難しい。宇多田ヒカルというネームバリューとニッチなシステムの組み合わせには、今後ますますタイミングが重要になってくるだろう。逆にいえば、焦る事はない。みんなのあとをついていく位の感覚で、多分十分間に合う。そこは気楽に構えておいて構わないんじゃないかな。