書きたいテーマがありすぎて何から始めればよいのやら…と悩んでるうちにいつの間にか最初の方に思い付いてたアイデアをすっかり忘れ去ってしまっているの巻。
こういう時は素直に前回の続きを書くか。
ちらっと触れたが、ロックが主食で20年過ごしてきた私は"ソロ・アーティスト"にイマイチ馴染みがない。女性ミュージシャンとなれば尚更だ。なので女性ソロのシンガーソングライターさんがどんな"生き方"をしてきたか、しているのか、していくのかという所が根本的にわかっていないのかもしれない…
…まぁそんな奴なので素直に音楽自体の話をしようと思ってtime will tellの歌詞から誉めちぎっていこうと書き始めたら二度原稿が飛ぶというね…
いや、心が折れた訳ではない。私は大丈夫。同じ事を2回3回繰り返して書き綴る事だって吝かではない。なので、書こうと思えば書けるのだ。だから2回目も書いてみてたし3回目だって書けるのだが、そうではなくて、「こっちは違うんだな」と感じたという事だ。書くという行為は不思議なもので、アタマの中の直観ではなく、"指先の先"の感覚に教えて貰うのである。あなたの筆先乾いていませんか。筆と言えるかどうかはわからないがこの指先は、その先を感じとっているように思う。だからそこから敢えてテーマをはぐらかしながら宙ぶらりんとかモラトリアムとか道草とか書いてきた。あれは全部書者たる私に関する戯れ言である。
前にも触れたように、ヒカルは身近に登場しながら謎めいている。昼間(いや夜でもいいけれど。Heと書いてSheも兼ねるみたいな。何のこっちゃ。)何をしてるんだかサッパリわからない。しかし、多分私はここからtime will tellの歌詞の話を始めるという流れは何らかの意味で間違っているのだ。変な独り言だなぁコレ…。
やはり2〜3ヶ月の間夏期休暇をとり9月のアタマから元の生活に戻ったと解釈するのが妥当だ。再びロンドンに出没しているし。出没てクマかよ。まぁ、クマか。
それが真実かを判断できる材料は残念ながら持ち合わせていないのでそこからは話が進まないのだが、何て言うんだろう、ヒカルが「いい曲を書く能力」を相変わらず携えているだろう事は、何となく伝わってくる。どの特定のツイートがそう思わせるとかぢゃなくて、それらで構成された全体像がそうである事を訴えかけてくる。いい曲を書けるかどうかなんて事前にわかる事柄ではない。ただ、経験的に且つ直感的に、そのモードに入っている人の状態は何となぁくわかる、ような気がする。
ただ、「曲が書ける状態」と「実際に曲を書いている或いは書いた状態」というのは恐ろしく異なるから要注意だ。実際に書いた後はストックされたアイデアは確実に減らしている一方、自分の生み出したもの達からインスパイアを授かれる機会も得られる。流動的だ。
また、ヒカルの場合プロだから、仕事で創作となるとまたまるで違う状態が必要だ。そこまで行くと彼女の顔面の表情筋が変化する羽目になる。果たして今、そうなっているのか否か。見たいような見たくないような怖い気分である。ニューアイコンがヒカルの近影だったら、そこでまた色々流れ込んでくる気がするよ…。
そして最初に書こうと思ってたどのアイデアとも異なるエントリーが仕上がるというね。毎回こんなんばっかしでよく何千回も続いてるよ。いや、"だから"何回でも続いているんだな。書いてみなくちゃわからない。なので、皆さんももっと気軽に呟いてみませう。何か新しい発見があるかもしれませんよ。