無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

情報の密度の話

1つ戻って情報の密度の話。ケータイ〜スマホを持つようになってから人はゲームをするか、知人とやりとりするか、マスメディアからのニュースを読むか、といった具合にひっきりなしに手元に情報が届くようになった。こういう時に重要なのは情報送受信のペースである。

いちばん卑近且つ最早伝統的なのが携帯メールの返信ペースかな。遅すぎるのも早すぎるのも、具合が悪い。ちょうどいいリズムで送受信するのは結構難しい。LINE世代は既読マークなんてのまであるの?いやはや、ご愁傷様です。

マスメディアの方は各ジャンル毎に1日これ位、というのが人員的にも決まってしまう。スポーツ紙の記事が更新されるのが朝7時とか。いちばん一般的なのは、やはりヤフトピなんかのポータルサイトから見出し記事を辿るやり方かな。それを順次巡るのが日課、という向きも多そうだ。或いはまとめサイト。あそこは記事よりリンクの方が多い位なので辿り始めたら際限がない。一応ヘッドラインらしきものはあるが…。

アーティスト側からの情報発信、というのは、大体そういった個々人同士のやりとりとマスメディアからの発信のちょうど中間に位置付けられる。ポータルやまとめに上がる記事で取り上げられるような事はそんなになく、日々の細々とした情報は直接向こうからメルマガなりツイートなりで送られてくる感じなのでメルマガ登録やアカウントフォローなどを能動的に行わなければならない。まぁここの読者は大体してるか。

そこで問題になるのは、一体どれ位の情報を、どれ位の密度で発信するか、だ。あんまりにも過疎だとなかなか興味をもってもらえない。今はみんな手元でしゃかしゃか情報を受け流しているのだから極たまに現れても気付いて貰えるかどうか。

発信のし過ぎ、というのもどうだか。一時期中川翔子が1日に20回もBlogを更新するのでいくらなんでも全部チェックしきれない、というのがあったが、今だとツイッターをフォローしていてあんまりにもツイートが多い人が居るとそっとフォローを外すか、外さなくてもそのアカウントのツイートは読まなくなる。行き過ぎはマズい。

そんな中で、Hikaruは泰然自若としている。いや本人は気にしぃだから実際はあれやこれやと考えているのだろうけど不定期に現れては呟いてまた姿を消して、というのが人間活動中の今のペースだ。今はまぁそれでいいとして、復帰した時にはどうすればいいのやら。2010年当時は"期間限定"の旗印があったから、短期間のファンサービス、というイメージもありツイートがあれ位の数でよかった気がするが、ツイッターが恒常的なメディアになりつつある現状ではそれもちと大変かなぁと思ったりもする。

今は、照實さんも呟いてくれたし、沈黙で十分かとは思いますがね。