無意識日記々

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Mind Of Music 〜今だから音楽〜

3月突入。CSで山ほど特集を組んでくれているのは1999年頃の空気の再現なんだろうか。だとすれば夏場に地上波に登場して本格復帰、なんて流れを画策してるんじゃないかと邪推したくなってくるがまぁそれは気が早いな。15年前と違い、地上波の音楽番組という枠組みも随分様変わりしたし。残ってるのはMusic Station他数える程しかないのではないか。

その点、ラジオ番組というのは少々趣が異なる。DJ/パーソナリティに依拠した番組作りとフォーマットに依拠した番組とが並存していて。前者はほぼ同じ内容の番組が、名前を変え曜日を変え時間帯を変え生き残っていく印象が強く、後者は番組を変えDJを変えしながらリフレッシュと共に生き残っていくような。テレビと違ってそこまで聴取率重視でもないし、リスナーとパーソナリティとの結び付きという長期的関係と、ながら聴取で聞き流すスタイルという両極端を相手にしているから結構極端な事もやりやすい。テレビの場合今でもリビングで座って観るスタイルが大半だろうからそのどちらでもない集中力だ。

土曜日にBayFMで放送されているMind Of Musicは完全に前者のスタイルで、パーソナリティの田家秀樹さんの番組は局や時間帯が変わってもいつも同じである。だとしても、二時間番組の大半をひとつのアーティストにスポットを当てて特集するスタイルは大胆で、よく今まで生き残ってこれたものだと感嘆せざるを得ない。一昨日はその彼の番組で、彼が不在のまま三宅彰プロデューサーのインタビューを交えつつFirst Love 15th Anniversary Editionの特集を組んでくだすった。喜ばしく有り難い限りである。

三宅Pのインタビューは私がリアルタイムでまとめてツイートし(文字起こし、と書いてあるがそれは正確ではなくかなり簡略化して要点だけになっている)Togetterにまとめてあるので詳細はそちら(たぶん、「銅の斧 金の斧 宇多田ヒカル」とかで検索すれば引っ掛かると思われる)を参照してうただくとして、彼のインタビューは既知のものも未知のものも含めて真に興味深いものであった。遥かに年上で経験豊富な三宅Pが14,15歳の女の子に翻弄される姿。次回はそこらへんの話に突っ込んでいってみる事にしようかな。かなかな。