無意識日記々

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LuvLive11 B&C

Luv Liveはまだ終わらない。ここに1つ、"歌われなかった歌"がある。普通のLIVEでならそういう歌があっても不思議ではないが、この時は特別である。何しろ、他の歌は総て歌われて、この歌だけが歌われなかったのだから。DVDでLuvLiveを見終わってアウトロ&スタッフロールが始まった瞬間に気がついた人も多かろう。そう、この日のLIVEでは"B&C"が無かったのである。

どうやら、これは収録上カットされたとかではなく、当日本当に歌われなかったらしい。宇多田共和国でWEBMASTERがレポートを書いてくれている。

さて、この歌が"歌われなかった理由"には、何かあるのだろうか。もしかしたら当時のインタビューでヒカルが答えているのかもしれないが、幸いにして今の私にはその記憶が無い。目一杯妄想をはたらかせて、その訳(りゆう?)とやらを考えてみますかの。

演奏時間が短かったから、とか逆に長かったから、といった理由は、まずは、有り得ないだろう。今夜はブギーバックを歌っているのだから。アルバム一枚分しかない"なけなしの"楽曲を一曲削って、わざわざカバーを入れたのだ。結構不自然である。

なので、例えば「リハーサル不足」というのも考えにくい。いや、急造のバンドなので、絶対的に時間が足りなくてリハーサルが間に合わなかった、という理由は十分に考えられるが、だとしたらますます今夜はブギーバックを歌う理由がない。自分の曲を差し置いて、しかも、将来コンサートの大トリを任せられるような重要な曲を押しのけてまでカバーを歌う必要があるだろうか。ますます不思議である。

バンドの面子というか、演奏する為の楽器が足りなかった、という理由もありがちだが、これもないだろう。この曲は西平さんと河野さんが中心になってアレンジしている筈であり、まさにその2人が今ステージ上で鍵盤を叩いている。如何様にでも料理できたであろう。

あり得そうなのは、アクシデントである。元々はその日にB&Cもプレイする筈であったが、例えばバックコーラスのプログラミングが急に不具合を起こしてちゃんと鳴ってくれなくなった、とかそんな感じ。つまり、泣く泣く断念したという流れ。それなら合点がいくが、一曲だけ不具合なんて事が都合よく(悪く?)あるだろうか。どうにも、決め手に欠ける。


いずれにせよ、聴いてみたかったな、観てみたかったなという思いは消えない。リハーサル風景とか、残ってたりしないかなぁ。Luv Liveで心残りがあるとすれば、やはりこのB&Cの不在という事に、なりますでしょうな。