無意識日記々

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威力ある一言

しかし今回の一連の情報渦の中で、私にとっていちばんフックがあった一言はこれなのだ。

『見て見てー!』

昔からちょっと口癖気味なのだが、このノリで聞けるのは久々な気がする。前後を補うと、

『だがしかしこっちが本命!!デザインこだわりまくったの、見て見てー!ハイレゾ収録USB』

となる。勿論、本来ならあんまり人目に晒されたがらない人が、見て欲しいものがある、こっちに注目して欲しい、と言いたくなる程に丹精込めた"作品"をヒカルが作ってこちらに届けてくれる、という事実に素直に喜んでもいるのだが、何だかそれだけではない。もっとこう、"いい感じ"がこの一言から伝わってくるのだ。どれくらいいい感じかというと、思わず「おかえりなさい」と声を掛けたくなった位。復帰予定は全くの白紙らしいというのにな。

この、"いい感じ"を説明するのは難しい。もう迷わず「うん見る見る」と返答するっす。するっすするっす。すすすすす。こんな感じ。わかるかなぁ。一言、こちらを舞い上がらせてくれる。最近無かったから、それが嬉しい。

私はまだUSB予約していないんだが、数量限定という事でのんびり注文するつもりだ。欲しいに決まってるし値段なんぞ幾らでもいいのだが、他の誰かが手に入れて満足するならそれはそれでいいかな、と毎度の事ながら思ってしまう。人を押しのけてまで競争に打ち勝って手に入れたくなるくらいの欲求を表現した方がヒカルは喜んでくれるかな…なんて考えてる時点で俺にそれは無理。冗談でなく、ハワイに行く前日に「どうしてもUtadaのライブが観たい。チケットを譲ってくれ。」と誰か見知らぬ人に言われたら譲っていたかもしれない。知ってる人で、確実に現地まで行くつもりのある人が居たらまず間違いなく譲っていた。何なんだろうなこの性格と考え方。それではいけないとも思ってないし、それでいいとも思ってない。変なの。

なんだこの自分語り。ニーズあんのかいな。日記だからいいんだろうけれど。


という訳で今回の宇多うた&SC1~2USBにヒカルが思いっ切り乗り気なのがわかってほっと安堵した。いや、わかってなかった訳じゃあない。それをツイートして多くの人々にその乗り気が伝わった事に安堵したのだ。この、一気に加速していく感覚。このまま最初の宣言通りあと4週間愚痴と難癖で埋め尽くせるかちょっと不安になってきたぞ。それ位この『見て見てー!』の威力は大きい。相変わらず宇多うたは売れるとは思えないのだが、まぁそこはラジオで掛かり始めるまで待ってみるかな、という気分になっている。いかんいかん。

しかし、SC1&2がハイレゾで聴けるだなんて、遂にFINAL DISTANCEの弦/ピアノ/コーラスの三位一体が最高音質で聴けるのか。これはたまらん。元々、1stアルバムはハイレゾの旨味の少ない打ち込み主体のサウンドだったので、その威力が発揮されるのは、もっと生楽器、人力の楽器音がフィーチャーされた曲になる。となると…最終的にいちばん楽しみなのはSCv2のDisc2か! いやはや、これは本当に待ち切れない。モールドでも配信でもどっちでもいい(両方買ってしまいそうで怖い)から、早く聴きたいねぇ。もし配信が無くて数量限定のモールドのみだったら、どうしてただろうかなぁ俺…それでも譲ってるかもしれない。相変わらず変なヤツだな。