無意識日記々

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炎上ぃやびりてぃ

何やらヒカルの話が週刊誌に載っているらしい。内容は読んでないので知らないが、受け答えをしたのが近況を知るスタッフだったという話。ふぅむ。

大手出版社の編集者或いは記者ともなれば長年の知り合いという事で「最近の宇多田どうよ?」と気軽に訊かれるのかもしれない。今までのところこういった小さな記事は大して影響があった試しはなく、取材もヒカルに行っていないのならまぁ別にいいかという感じ。

んでも、今後はどうすんだろうなぁというのはやっぱりある。新譜やツアーを間近に控えた芸能人が何らかの生活記事を掲載してもらって露出を増やすというのは常套手段なんだろうが、ヒカルに同じ事する必要がまだあるのかというと、率直に、わからん。

露出が増える、話題になる。まずそうならないと話にならない。若い世代はCD買わないからとか言う前に、存在と発売を知ってもらわないと始まらない。故にメディアであれば何にでも食いつきたくなる。

週刊誌に載ればテレビの記事紹介コーナーで取り上げられ2ちゃんねるにスレッドがたちリツイートが回ってきて、という風に波及効果が見込めるがその便利さと同等以上の炎上リスクが常につきまとう。それをおかしてまでかなというと判断がつかない。

ファンが高齢化しているのなら、ありかもしれない。週刊誌を読んだりワイドショーを見たり2ちゃんねるに張り付いたりは大体30代40代以上だろう。そこにアピールするのはよい。それより下の世代だと週刊誌は読まないだろうしテレビは見てるかあやしいし2ちゃんねるゆうてもまとめサイトどまりで、なんて感じか。

そう考えるとまぁ、のんびりした話限定なら大丈夫なのかな。売上がどうの収益がどうのという話になってくると売れても売れなくても話題にされるだろうから、そうなってくるとやや煩わしい。

あとは、言ってない事をネタにして炎上されるのがいちばん怖い。もうどうしようもない。炎上対策に必要なのは、炎上した後の事後処理ではなく、その前段階、“この人を炎上させても面白くならない”という雰囲気作りである。炎上に正当な理屈なんてない。どこかに綻びがあればそれにつけこんで喰い破ってくる。だから、穴があくかどうかを心配するよりも、穴があいていても興味を示されない雰囲気づくりが重要なのだ。

5年前までのヒカルは「炎上させても面白くなりそうにない」と判断されるキャラと認知されていたが、すっかり時代が変わってしまった。昔はこんなにツイートしてなかったからな日本人。今どうなるかわからない。慎重に過ぎる事はない。メディア露出の加減は、呉々も要注意です。