無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

shake and clap your hands

In The Flesh 2010 の作品化が滞って久しい。U3MUSICがどういう法務体系をしいているか知らないが、時間が掛かりすぎると暗礁に乗り上げたのではという危惧が擡げる。率直にいえば、UtaDAのライブDVDのような大して収益も見込めないような製品に関してユニバーサル側が"検討"なんかに人手や時間を割くとも思えない。…のだが、Utada The Best の対応のまずさを思い出すと、少しでもいい条件を引きだそうと粘っているのかもしれない。そうしているとしても教科書通りの処方ではあるものの、多分誰も得しない結果になるだろう。まぁ去年とは担当者も変わっているだろうし(あんな騒動起こしておいて各位留任だとしたらなかなか肝が座っている)、改善されている事を期待しよう。

一方、EMI側は発売を引き延ばさせる正答な理由がある。Wild Life が発売されたばかりだからだ。内容がバッティングする製品なのだから発売時期をずらしてほしいのは当然の事。日本語曲も歌われているので彼らには口を出す権利…が具体的にあるとしてもないとしても照實さんは三宅さんと個人的に相談位はしているだろう。

今後の"宇多田ヒカル休止期間"のリリースを睨んでも、In The Flesh の扱いは重要になる。果たして光が、留守中のEMIのリリースに対してどのような考えをもっているか、またどのような契約を結んでいてどのような権利を主張できるのかはわからないが、基本的に既成のソースを再編纂、或いは秘蔵音源の利用といった事になると思われるのでEMIとしては何らかの方法はとりたい筈だ。制作の負担が軽いからね。

ファンとしても、なんらかのリリースがあれば有り難い。"未発表音源もない心のこもってない商品"といわれようが、こちらとしては日頃の感謝の気持ちを正規の作品購入を通じて表明したい気持ちでいっぱいなのである。握手券ならぬ拍手券でも同封してシングル再発リリースすりゃいいのに。宇多田光の人生を祝福して応援する拍手を贈る権利。なんだそりゃ。握手券で購入促進するAKB48なんかに対しての皮肉程度の意味しかないな。いや実際リリースしたら複数枚購入してしまいそうですけどね…てか拍手ってどこですりゃいいんだよ…届くところ、となるとWebか。Web拍手か。とっくにあるじゃん。まぁ、休止期間位ファンからむしりとるのも悪くないのではないか。こちらはむしりとられる気満々ですよ。