無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

4週間後には。

EVAQ公開まであと1ヶ月。どこまで情報が出るかはわからないが、ファンは臨戦体勢に入りつつあるみたいだ。臨戦ったって何と戦っているのかわからないが兎に角気合いだけは入っている。

勿論宇多田ヒカルファンもかなりそわそわし始めている。前回は封切日までどんな歌が来るか全くわからなかったがヒカルが歌っている事だけは事前に伝わってきていた。残り1ヶ月、せめてそれだけでも教えて欲しい。プロジェクトとして更に巨大化したEVAなだけに箝口令も徹底したものになっているだろう。報道関係者は誓約書にサインしているかもしれない。たかが動く絵に音をあてがって2時間垂れ流すだけの為にこれだけの人間が躍起になっているのは滑稽な風景だが、平和とは不自然である為にいつもどこかおかしみを湛えているものだ。故にいつも笑顔が絶えない。特に新劇版EVAの最大のテーマはエンターテインメント性の高さだろうから、見終わった後に難しい顔をする必要のない作品を作ってきていてくれるだろう。私みたいな人種は難しい顔をしているかもしれないがまぁそれはわざとだし自由だし。そうやって平和は人工的に作り出していくものです。闘争が自然というのも生物という不自然を前提としているのでややこしいといえばややこしいんだが…。

今回も、当日までは殆ど主題歌に関する情報は流れないだろう。前週と前々週に日本テレビでEVA序破を立て続けに放送するらしいが、元々テレビ東京のアニメだったような。それはまぁいいか。そして11月16日金曜日の破のオンエア時にQ本編の映像が6分38秒流されるらしい。ピアノ曲のフルバージョンが6分38秒の長さでした、というのだけは勘弁して欲しいがそういえば新宿バルト9の壁に制作途上の映像が流れた事もあったっけ。旧劇版から見ている身とすればEVAがまともに公開日に完成品を差し出せるという事態自体に隔世の感を感じる。こういう"社会的にまとも"になりつつあるアニメ制作体制と、人間活動を通して普通の大人としての常識を身につけつつある(今までだってなかった訳じゃないと思うんだがまぁいいや)宇多田ヒカルという組み合わせも面白い。最初の序の時にBeautiful Worldを提供したのが2007年夏。あれから5年。もうそんなに経つのかという感じだが、それ
だけの歳月の間の蓄積をどこまで作品に反映させられているか。主題歌ともども公開が待ち遠しいですよ。