無意識日記々

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FL15DxED USED

FL15DxEDは中古盤を探せばよいのではないかという話。勿論新品でなきゃヤだという人には関係ないんですが。

このような限定生産のコレクターズ・アイテムの中古盤市場がどうなるかは、その生産数量と、その内容に大きく左右される。

数量の方はそんなに説明は要らないだろう。そのアーティストのコアなファンが居て、何があっても手放さない、という人にしか行き渡らなかった場合、中古盤は殆ど出回らない。その人数を上回る生産数になってきたらそこからぐぐぐんと中古盤が増える。買ってみて満足できなかった、か或いは利用して満足し不要になったか、理由は様々だろうけれど。今回の場合、私個人の見立てでいくならば、5000枚限定なら中古盤絶望的、あっても定価以上の価格になる。恐らく基底ラインは8000程度だろうと踏んでいるので、現時点での10000枚プレスというのは、なかなかまだまだ数量は少ないものの、中古盤が出回る望みが出てくる枚数なのではと思われる。価格は殆ど下がらないだろうけれど。

で、そう、数量だけではなく内容に左右されるのだ。例えば今回の場合、未発表音源さえ手に入ればいいという層は買ってCDコピーしたらすぐさま売り払うだろう。或いは、色々ついていても結局はFirst Love、お馴染みのアルバムだ。15000円はやっぱり高かったなとなる。売り払う理由は結局内容如何になる。世の中転売屋さんばかりではない。

もし仮に、Luv Liveがデラックスエディションにしか収録されておらず、しかも無駄にBlurayコピープロテクトが掛かっている場合なんかも、中古盤を出回らせないひとつの要因となるだろう。

そんな感じなので、中古盤の出回る確率は、これから発表される未発表音源の質と量に幾らか左右されるだろう。もし"未発表曲"で、かつ複数曲収録されていれば満足度は上がり手放す確率は下がる。ライブ音源、デモ音源、リミックスなどになると、少し微妙になってくるかな。歴史的なアルバムなので歴史的な価値も高いし、ここらへんは本当に内容によるとしかいえない。

兎に角、私が推定した8000〜10000人のコアなファンの中にも、音源さえコピー出来ればいい、と考えるファンは、少ないながらも一定数居る筈であるし、今後仮に更なる増産があった場合はその割合は、増える事はあっても減る事はない。また、希少性が高ければ買取価格が上昇し、売買のモチベーションも上がるだろう。

このように、限定生産が瞬時に無くなったからといって、中古盤が全く出回らないという事態にはならない。生産数量と内容如何によっては、かなりの数が出回る筈だ。中古盤については、オフィシャルが購入を勧める事は絶対にない(何しろ直接には一円も儲からないのだから)が、新品が転売によって価格高騰するよりは、マシなのではないか…いや、わからんな。

兎に角今は慌てない事。じっとしていれば、かなり高い確率で購入機会がやってくる。適正価格で。それを静かに待つ事である。