無意識日記々

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その昔"デイト"とアナウンスされてた人。

凄いな〜クルム伊達公子全米オープンダブルスでベスト4ですか。なんとこれがキャリアハイの成績だというから驚き。確かに20年前はダブルスに出てたイメージあんまりないからな…。四大大会くくりでみても杉山愛ペア以来5年ぶりなんだとか。こちらはダブルスランキング世界1位のスペシャリストの記録だが、まさか愛ちゃんも後から先輩と比較されるだなんて考えてもみなかったでしょうな…。

という訳で、こちらのファンの皆様は13年も待った訳で(いや復帰するなんて夢にも思ってなかったけどな)、我々のような未だに毎年オフィシャル・リリースが続いている間はまだまだ待ってるうちに入らない。離れている時間が長ければ長い程リフレッシュ度もアップするし。このままだと、伊達さんは復帰後のキャリアの方が長くなったりするかもしれない。当時一線級で活躍してたのは7,8年という所だし。人生本当にわからない。

特に、アーティストの場合がむしゃらに働いたからといっていい結果が出る訳ではない。ミリオンセラーの曲が制作時間2時間とかそういう事の有り得る世界だ。一方で2年間もがき苦しんでも何も出てこないかもしれない。こうやって、無期限とはいえキッチリ区切りをつけてくれるのは有り難い事だ。

先日BS JAPANの番組に照實さんが顔出し出演したそうな。一昨日かな? 私は観ていないのだが、3月にもCSに三宅さんが登場するなど、「本人は出られないですが我々ならいいですよ」アピールが露骨(?)である。これは、オファーする方も"わかっている"感じだろうか。キッチリ箝口令が守られているとは言い難いが、少し空気が漏れ出ている感じを出すのも今時計算のうちなのだろう。水も漏らさぬ完璧さってなかなかに難しい。

しかし、焦ってはいけない。プロジェクトの内容によるが、公表していない以上何も起こらなかったとしても落胆するだけ無駄足である。周囲がレールを敷き始めているのなら多分大丈夫なのだろうが、空足はこっちで勝手に踏んでいるだけなのだから。

クルムさんの場合は、このファミリーネームが示す通り結婚が大きな転機となった。彼との幸せな結婚生活と、彼からの強力な後押しがなければ復帰は有り得なかった。国際結婚だからとかは関係なく、よいパートナーと巡り合う事で事態は劇的に変わる。彼女が20年前に湛えていた悲壮感や疲労感の類は今はもう無い。いつ辞めてもいいのだし、制限なくチャレンジを続けられるのは、夫の深い理解と応援があってこそ、だ。…と伊達さんずっと言ってきてたわね。

ひとんちの事情はひとんちの事だが、結婚によって事態が大きく変化する事には期待が出来る。まだ若いキコに多くを望むのは酷だが、ヒカルがインタビューで「夫の支えがあったから」と語るのを今からニヤニヤしながら待っておくとしようかな。ふむむー。