無意識日記々

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ウェットティッシュを変えてさえいればね。

これはライブ・レコーディングだったんじゃないか、と思わせるのはツアー中に録音した『Parody』かな。でも流石にヴォーカルは別録りな気がするけれども。

世知辛い現実としては、『Forevermore』の演奏メンバーがスケジュールを合わせるのは難しかったんじゃないか、というのはある。クリス・デイヴがロンドンでドラムを録り、今剛が渋谷でギターを収録、なんてのは容易に想像がつく。いやまぁヒカルくらいになれば制作予算も潤沢だから一ヶ所に全員を集めるのもアリではあるのだろうが、日経を決めるのは一苦労。これがパーマネントなバンドならそういった心配は無用になるのだが。

ただ、ライブレコーディングだったからヒカルのヴォーカルのミックスが特殊だった、という位の推理ならしてもよい。余計な成分を排除或いはそもそも録音時から変えていた可能性もある。

だなんて言ってても、やっぱり別録りだろうなぁ、というのが基本的な考え方捉え方だろう。

でも、実際に楽曲を聴くと「ん?」と思わせる箇所があるのだ。ラストのヒカルのアドリブである。歌っているラインとしては例のエレクトーン・フレーズを後から追い掛ける感じなのだが、クリスのシンバルを聴いてみると、どちらかといえばこのパート、エレクトーンよりヒカルのアドリブのリズムに寄せているように聞こえる、のだ。ここをどう解釈すればよいのか。

つまり、この聴いた印象だと「エレクトーン→ヴォーカル→ドラムス」の順に録音したんじゃないかと思えてしまうのだ。常識的には、そんな事は有り得ない。必ずドラムを先に録音する。だったら同時、即ちライブレコーディングなら…というのが捉え方のロジックだ。

結論はこうなのだろう。ヒカルがエレクトーンのフレーズを後追いしつつ、クリスのシンバルワークのリズムに合わせてアドリブを歌った、と。これを安直に凄いと言っていいのかはよくわからないが、過程はどうあれ結果としてカッコいいパートに仕上がっているので、そうだな、控えめに言ってヒカルさん、今日もあなたは天才ですね、とそう書いておく事にするか。やれやれ。


それにしてもダヌパくん、大きくなって昔の母のツイートを検索したらキンタマだ屁だうんちだとあれやこれやと書かれている訳で、とんだ真顔案件である。しかし諦めな。貴方の母親は昔からそういうキンタマだ何だという漫画を好んで生きてきたから宿命なんだよこれは…。