『Beautiful World』がオリコンのストリーミング・チャートで通算1億回再生を達成したそうな。めでたい。このチャートが始まったのが2018年のことらしいから7年越しか。『First Love』『One Last Kiss』『君に夢中』『Automatic』『Can You Keep A Sectet?』に続いて6曲目だって! おめでとう〜8888888888
一方同じ頃、米津玄師の「IRIS OUT」が史上最速でストリーミング1億回再生を突破したそうな。発売から1ヶ月も経ってないのに。凄いスピードだね。言わずと知れた映画「チェンソーマン レゼ篇」のOPテーマ曲。これにつられて「JANE DOE」の数字も伸びるとすれば、ヒカルの歌う歌で総再生回数歴代1位は『First Love』でなくて「JANE DOE」になる日も近いのか!? なんだか大変なことになってきたわね。
それだけ米津玄師が時の人だということか。そうなってからそれこそもう7年くらい経つと思うんだけど凄まじい持続力・発展力だねぇ。
勿論、ソロ名義を別にカウントすればいいだけなんだけど、若い子達の宇多田ヒカルの印象が“「JANE DOE」を歌ってた人”になっていくならちょっと面白いわね。
「チェンソーマン」自体、鳴物入りでアニメ化された割には話題にならなかったのをこのレゼ篇で一気に“本来のポテンシャルを発揮し始めた”空気になってるしな。一般受けするかどうかはわからんが、レゼ篇までは助走期間で本当にスリリングになっていくのはここから後なんだよね漫画原作的には。絵面としては台風の悪魔が一番銀幕向けではあると思うんだけど。まぁつまり、TVシリーズか劇場版かはわからないにせよ、アニメ「チェンソーマン」はここから更に知名度を上げる力を持ってるってこと。
再三再四指摘してきた通り、「JANE DOE」でレゼ・サイドの歌詞を歌ったおかげさまでヒカルはこれっきりになるのが自然な流れなんだけど、今回ヒカルが見せつけてくれたアジャスト能力をもってすれば別に他のキャラの歌詞を今後歌ってもサマになる気がしてきたな。つまり、またも米津玄師が宇多田ヒカルを起用する世界線?があってもいい気がしてきた。まぁそっちにベットはしないけども。
ただ、リスナーの年齢層だよね。如何にヒカルが精微な歌い分けをしてきても、若年層の先入観ってなかなかに強固でな。誰とは言わないがMrs.Green Appleのファンの人たちの言動をみてるとよく相手にしてるなぁって彼らにほとほと感心するのよさ。…誰なのか言っちゃってるな…まぁいいか…。でも若いってそういうことなのよね。自分が若かった頃を顧みてみても。はぁぁ(溜息)。
取り敢えず、今日の『Beautiful World』と「IRIS OUT」のダブル・ニュースで、今相手してる層の巨大さをまざまざと見せつけられた気がするので、今後様々なタイアップの可能性がぐっと広がる気がしてきたわ。そのうち、今までみたいにヒカルさんが以前から原作漫画を読んでたとかじゃなくて、ダヌくんが好きな作品だからという理由でタイアップのオファーを受けるケースとか出てくるかもしれないね。そんな潮目の変化を感じさせる今日なのでしたとさ。