無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

隣の姐さん

しかしこれだけ連日他愛ない内容のツイートで身近に感じるようになっていると、いざいつか新曲が出た時に逆に変な気分になりはしないかと妙な心配をしてみたくなってくる。

今は夏真っ盛りというか夏フェスが佳境に入っていて、どのタイムラインも酷暑と疲労と心地良い倦怠感の話題で持ち切りであるのだが、ウチのTLに関しては総大将が「夏は滅入る」と宣言してまったりとした話題を次々とフってくる。昨夜のサッカー観戦くらいか、活発そうにみえるのは…と思いきや当然テレビがないから情報収集はツイート頼み。あんまりスポーツ観戦という事でもない。この暑い中実地に観戦に行く可能性は低いだろうなぁ。ロンドンにアパートメントか何かがあるんなら五輪期間中はそこで…なんていう発想もなかったか。まぁそれ位力が抜けてる方が一般人的感覚でいいのかもしれない。

…という距離感で、曲を出されたらなんだかいきなりカッコ良くなりそうで。嘗ても楽曲とメッセの落差には楽しませて貰ったが、この100万フォロワーのうち何割かは、このツイートをしてる人が歌を作って歌うのだ、という感覚が繋がっていないんじゃなかろうか。知識として宇多田ヒカルが歌手だと知ってはいても、毎日タイムラインに飛び込んでくる面白い事を云う姐さんがリアルタイムで新曲を出す…この変な気分をどう捉えるべきか。いやまぁ大半の人が音楽活動復帰を待望していてそれを期待するツイートを繰り返している以上今の状況の方がexceptionalであるのは間違いないのだが、これだけ"他愛のない時期"が長くなってくるとその主客が逆転していく恐れがある。「あの宇多田ヒカルツイッターで発言」から「ツイッターで発言でお馴染みの宇多田ヒカルが新曲を」みたいな心境に変化していく。まぁそれはそれでよいのか。寧ろ、そうなった方が新曲がよく売れるのかもしれない。スター性より、いつも面白い事を書いて楽しませてくれてる人が
書いた新曲、ってぇ方が食指が動きやすいかも。アメブロ勢とか他のシステムを使ってる人たちの成果と比較したい所だが、ツイッターというややプッシュ型のメディアがここからどういう影響力を発揮していくか。案外長期戦になるかもしれないよ。