無意識日記々

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盲増し

さて、FL15と熊淡と甘酔に加えて明日3月からはCSでのTV放送が加わる。いやはや、めまぐるしい事この上ない。全部カバー出来る人どれ位居るのだろう。

しかしこれで、何というのだろう、過去の宇多田ヒカルにばかりスポットが当たって、今の宇多田ヒカルから目を逸らす事が出来ればしてやったりなのではないか。今のヒカルは先月ラジオを休んだり結婚予定を発表したりと何かと"勘ぐられる"要素が散見される為、こちらに注目されてしまうとどうにもゴシップの餌食になりやすい。それが、15年前の話ばかりで埋め尽くされれば、随分と楽になるのではないか。そんな風に期待してしまう。甘酔もFL15もCS放送も総て15年前を中心としたヒカルの話題を提供するものだから。

とはいえ、逆にそれによって宇多田ヒカルという存在自体への注目度が全体として高まってしまい、結局今のヒカルにも注意が向けられてしまう、という可能性もまた考えられるのだ。今月の熊淡では、番組冒頭での発言が番組放送中にWeb記事としてUPされてしまうというネット時代ならではの展開をみせた。本来このスピード感が当然なのだが(いいわるいは別にして)、これは記者の皆さんが準備万端で熊淡の放送に臨んでいた事を意味する。即ち、それだけ今のヒカルの話はまだまだニーズがあると思われている訳だ。

果たして、どちらに転ぶか。CSは地上波と違い、一部の人しか観ない為広がりは限定的だろう。甘酔も、いや熊淡だってInterFMの放送で、関東ローカルに過ぎない。今度から名古屋(愛知県西部という意味だろうか)でもオンエアされるらしいけど。熊淡が4月以降も放送してくれればねぇ。でだ。結局は、ゴシップの目から逃れられればいいのだから記者さんたちのお母さんを連れてきてメガホンで説得…いや違った、出来ればヒカル自身も昔の話ばかりすればいいような。それは違うかな。Twitterはローカルではない、全世界ネットで、フォロワーも154万人強という"一大メディア"なのだし、熊淡の様子からも記者さんたちはヒカルの発言に目を光らせているのだから、ヒカル自身の昔話はよい目眩ましになるかもしれない。

鍵となるのは、まず、10日に発売になるFL15のロングインタビューか。直前の記事で「これこれこんな事が書いてあります」的な報道も為されるだろう。宣伝にそういうメディアを使うからゴシップカテゴリーに入れられちゃうんでしょといつものように思うけれどもね今更言っても仕方がない。ヒカルはPop Musicianなのだから。その世界で地道にカイゼンを続けていくしかない。もっとも、まだまだ精神的外傷は癒えないだろうから、ゆっくり、ゆっくりね。