無意識日記々

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トライアングルにトライするか否か

結婚間際のKuma Power Hourでデュエット特集を組んだヒカルのこったからこどもが出来た今はトリオ特集でも組んでくれるだろうか。

トリオといえばロックだとそれだけでバンド・サウンドが成立する最小単位、ソウルだと大体コーラス・グループという事になるか。漫才やコントで3人というのは少数派で、戦隊モノとなるとサンバルカン一択。イモ欽トリオもデスティニーズチャイルドも3人組である。古くは父と子と精霊というのもあって…

…という風な3人組だが、今のところヒカルがこの編成にこだわった曲はないように思える。私なんぞはFINAL DISTANCEを「ボーカル・ハーモニーとピアノとストリングスの三位一体」と呼んで憚らないが、ヒカルにはあまりそういう意識がないようだ。基本的には圧倒的にソロ・アーティスト、たまにOne Night Magicのような共演もあるが、それもゲストを呼んだという感じでデュエットにもなり切れていない。大黒摩季相手だと今度はこちらがゲスト扱いだし、まず対等なデュエットからし椎名林檎嬢とのコラボレーションくらいしかないのだから3人組とかそういうコンセプトとなるとヒカルからは随分遠い。

スリーピースのロックバンドも、3人が個性をぶつけあうCREAMのようなバンドも居れば、殆どがギター&ボーカルの子のワンマンというようなDIZZY MIZZ LIZZYみたいなのもある。

ヒカルならどうだろう、ピアノトリオならなくはないか。WINGSを最小編成で聴いてみたい、なんてのはあるかな。ヒカルがピアノを弾き語り、パーカッションとベースがサウンドを支える。ふむ。

まだまだこどもが小さいので先の話になるだろうが、3人で仲良く暮らすというので3人編成の人間関係について学ぶ事もあるかもしれない。

本来なら、U3やcubic Uでそれを既に学んでいる筈なんだが、どうもこの親子ユニット、ソロアーティストが3人居るだけという気がしないでもない。まぁ別にそれはいいのだが、ヒカルの生い立ち自体がソロアーティストとしての立ち位置に向いていた、というのはあるのかもしれない。監督として仕切る方が性に合ってるみたいだし。

でも、そこも変わるんじゃないかなと思ってこの話を出してみた。スリーピースのアンサンブルというとTReSという親子ユニットを思い出す。ああいう感じがトライアングルだろうな。ただ、ヒカルくらい強くなってしまうと椎名林檎ユーミンを連れてくるくらいしないとバランスが取れないと思うが、流石にこのレベルだと個性が強すぎて纏まらないか。この話も纏まっている気がしないが、きっとトリオ編成なんて実現しても何年も先の話だろうからまぁいいんじゃないかと思ってる。