無意識日記々

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#とと姉ちゃん第19回(月)のお話

とと姉ちゃんの話をするとどうしても1日遅れになってしまうのだが、ハッシュタグを見ると夜11時組が結構な割合でいらっしゃるのでこれでいいような気がしてきた。

月曜日の第19回は新しい生活がドタバタ始まる様子を描いた回。早くも寺内一家だと揶揄されているが、カメラのアングルがそれなので仕方ない。狙い通りだな。隈井の申し出は如何にもご都合主義だが、今までの性格描写からすれば唐突でもないので許容範囲か。木村多江のお嬢様系おっとり演技にだいぶ騙されている感があるが。というか、君子の性格を把握する為の尺が足りていない為木村多江の演技力に頼らざるを得ないというのが実際のところ。秋野陽子(あの字出ないので旧表記)の老けメイクの馴染み具合をみれば、大地真央のあのコントみたいな白髪鬘がわざとである事がわかる。屈強のコメディ要因だすな。

んで、平岩紙さん? 難しい演技を難なくこなす様子をみるとキャスト的に一本釣りのような。或いは彼女がキャラクターを食ってしまったか、どっちだろう。ググったら大人計画の人で、さもありなん。昔どこかで見た事があるかもしるないが記憶にないが、“怪演”枠女優として期待ですわな。あと川栄可愛い。ピエール瀧は持ち味を出すとしたらこれからだろう。まずはステロタイプから無難に入った印象。

今週から更に喜劇的な展開に入る、と判断してよいのかな。主人公の格からして視聴率がなだらかに落ちていくのは避けられない。特に、「先が気になる展開」になっていない為ゴールデンウイークに行楽に出掛けている間にごそっと視聴者が離れるかもしれない。しかし、このドラマは話の大筋は把握できていなくてもその都度小ネタで笑わせてくれる(今回だと、秋野と瀧のやりとりとか)ので、なんだかんだで「テレビがついてたら見ちゃう」視聴者が一定数残りそうだ。視聴率は中空飛行で安定するだろう。

こういう空気だと、『花束を君に』の冒頭の歌詞『普段からメイクしない君が薄化粧した朝』は「お嬢さんの初デート」と解釈する方で聴いておけば小気味よい。人と別れるのも人と(出)会うのも日常である。そのどちらのエピソードも同じ歌で幕を開けるのが、なんとも、じんわりといいよね。第19回は月曜日という事で楽曲のエンディングまで聴かせてくれたが、これ土曜日の次回予告のバックに流してもいいんじゃないの。くどいか。


朝は朝ドラの話題。気が楽(笑)。