無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

昨夜の呟きはどこから?

『ニューヨークの人は口悪くて有名』なのか。知らんかった。あれかな、日本だと江戸っ子が「てやんでぇ」口調なのと同じ感じで、生粋の都会っ子は歯に衣着せぬ物言いになるのだろうか。なお「てやんでぇ」は「おまえは何を言ってやがるんだい?」の省略形だそうな。「ありがとうございました」が「っしたー」にまでなる事を考えたら大して不自然でもない、かな。

言葉遣いと街の気質について妄想を繰り広げてみるのもいい。都会だと近所付き合いが希薄で村八分もないから、躊躇い無く言いたい事が言える分口が悪くなる、とか。田舎だと周囲との今後の関係に気を遣って言わないような事までも。

古都京都はTwitter等でしばしばネタにされるが、同じ都会でも住んでる区画でステイタスが決まるような土地柄ならそうそう移住を選択肢に入れないだろうから、多少不都合な事があってもその土地に留まろう、というバイアスがはたらく。となるとそれで日々溜まる不満や鬱屈を慇懃無礼な皮肉にくるんで表現しているのではないか、とか。いやちと言い過ぎたかな。

そんなこんなでその口の悪いニューヨーカー気質が伝染ってついつうfuckin'と呟いてしまうヒカルお母さん。ダヌパも自然に真似するだろう。ずっとニューヨークに住むならばそれでもいいが、上述のように、言葉遣いが時と人と場合を選ぶという特性を考慮に入れると、ダヌパがニューヨークで覚えた言い回しを他の土地で披露して顰蹙を買う、なんて事態も想定できてしまう。耳から言葉を覚える時期に聴かせる言葉は、確かに慎重になっていいだろう。

しかしこのタイミングでニューヨークって何やってんだか。レコーディング、ミックス、マスタリング…ニューヨーク在住のゲストミュージシャンと接触、なんてのもありえる。ひとまず記憶に留めておくか。