無意識日記々

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マルチスピーキングダムハーツ

『光』と『Simple And Clean』、『Passion』と『Sanctuary』の関係性に倣うならば、今回のキングダムハーツさんの主題歌も日本語版と英語版が作られるだろうーこれがオーソドックスな読みであり実現性もいちばん高い。

がここで敢えて『それ以外』のパターンを考えてみようかなと。

この12年余りでキングダムハーツは更に巨大なコンテンツになり、実状は知らないが世界各国から正史の更新を求められる存在になっているらしい。よう知らんけど。となると、非日本語圏かつ非英語圏の人たちからすりゃもっと自分らにわかる言葉で歌って欲しい、という要望が出てくるだろう。

そうなった時の「第3の言語」って何になるんだろうね。市場として未知数の中国語を除けば、フランス語、スペイン語ポルトガル語あたりになるか。フランス語は、フランスという国が自国語に対して随分な拘りがあるそうで(そんな人に会った事ないんだがな)、ならばフランス語で歌われる歌に対しては高評価だろう。スペイン語ポルトガル語に関してはシンプルに、南米などのラテン系の国で強いから。昨年の「デスパシ糸」(ドンキホーテ・ドフラミンゴ風味)の大ヒットからもわかる通り、ラテン系は当たるとデカい。すりよる(笑)のも悪くないのだ。

ヒカルからすれば、フランス語は『愛のアンセム』で実装経験済みだからあれからの年月を考えるとフランス語が更に上達している可能性もある。作詞能力と歌唱能力。どちらもプロフェッショナルなリリースに耐え得るだけのクォリティーは出せるんじゃあなかろうか。

スペイン語ポルトガル語に関しては、未知数だ。興味を持っているという話も一度もきいた事がない。それに、婚家であるイタリアの言葉も覚えているとなるとあまり入り込む余地はないかもしれない。子育ての間つきっきりだから合間に語学の勉強を、となっていても不思議ではないのだけれど。

いずれにせよ、歌うより作詞の方が大変である。なかなかに、実現可能性は厳しい。しかし、グローバルなヒカルをみせるチャンスである事にはかわりがない。あれやこれやで平和な心のアピールになってくれればこちらとしても嬉しいというものだ。