ふむ、42歳の誕生日まであと2ヶ月。明日以降映画館上映+衣装展示が始まるから今年は抜かりがないな。2025年に向けて視界良好といったところか。
2024年を振り返るに、やはりアルバム『SCIENCE FICTION』とライブコンサートツアー『SCIENCE FICTION TOUR 2024』の選曲が、重複でなく相互補完、オルタナティブになっていたところがポイントだろう。公式は使ってない表現になるが、『SCIENCE FICTION PROJECT 2024』がアルバム発売とツアーの二本柱で構成されていて、明日からの上映が総括という感じ。
発売まであと3週間と迫った『SCIENCE FICTION TOUR 2024』の映像商品の生産限定盤が、CDアルバム『SCIENCE FICTION』と組み合わせられるという情報は存外重要よね。
『ベストアルバム完全生産限定盤と姉妹となるようなスペシャルパッケージ』
https://www.utadahikaru.jp/news/f9xcvb6gu9p/
例えば漫画「DRAGON BALL」が単行本全42巻の背表紙を繋げると一枚の絵になっててヤジロベーが二回登場してるとかそんなことになってるんだけど、あれでどこかが抜けてるってだけでそれを埋める為に単行本買っちゃいそうになるもんね。コレクター気質、コンプリート気質のある人なら尚更。スペシャルパッケージが組み合わせになってるんなら、そりゃ気になる人も出てくる。よく考えてる。
それ以上に、公式が「それを意識してる」ってのが重要で。アルバムとライブ、どっちも体験して初めて『SCIENCE FICTION PROJECT 2024』が完成するといいますか。
それをより直接的に実感する為にも、完全生産限定盤にライブCDがつくことが必須だったんだと思うわ。これによって、アルバム2組(両方2枚組になるはず)を続けて聴く、或いは並べて聴き比べる、といった事が可能になる…というか、全体の構図がわかりやすくなるのよね。音源になることで。
もっと言ってしまえば、『SCIENCE FICTION PROJECT 2024』はCD4枚組の作品なのだ。アルバムとライブで大きく選曲が異なるから、これ全部聴いてやっと宇多田ヒカル25周年の総括が出来るというか。9月1日に行った人はその中に自分の歓声が含まれてるかもしれないな。素直に羨ましいぜ。
そういう意味では、例えば今夜のStation Headは『LUV LIVE』でリスニング・パーティを実施してくれるけれども、のちのちはこのライブCDの音源でリスニング・パーティをしてみて欲しいもんだ。そして、あわよくば、ついて来れる人は二桁人数くらいになるかもしれないが、アルバム『SCIENCE FICTION』とライブCD『SCIENCE FICTION TOUR 2024』をぶっ続けで聴く企画もあったら参加したいなと思う私でありましたとさ。いやいや、映画の一日券に比べたらこんなん軽いはず!(途中で寝ちゃいそうな気もしますがね)