夏といえば「扇風機 西瓜に風鈴 高校野球」なんていう人も多いだろう。ヒカルの唯一の野球曲『プレイ・ボール』は歌詞が『8月“末”』な為、夏の高校野球には遅いし秋の大会には早い、かといってこれプロ野球にしても中途半端?という疑問の出る謎の時期設定となっている。つまり野球より夏休み終わりの花火を放つ夏祭りの時期って方が大事だったんだろうかな。
他の国の事情は知らないが、日本語圏というのはスポーツ、とりわけ野球が政治との関わり合いと深く、音楽はなるべく政治から距離を取ろうというバランスなのが興味深い。アメリカのスポーツと商業音楽のバランスとは逆っぽいんだわよね。歌の歌詞が政治的で物議を醸す話はよく耳にするが、個々のスポーツ選手の政治的主張はともかく、チーム全体や競技全体が政治的にどちらかにつくなんて話はあまり聞かない。そもそもアメリカスポーツに関心が薄いからかもしれないけれど。あそこまだまだ卓球が盛んじゃないからね。この間ラスベガスでやってた大会は盛り上がってたけども。
日本の野球は新聞社との結びつきが非常に強い。夏の甲子園は朝日新聞社、春の選抜は毎日新聞社、職業野球はまず読売新聞社と、それぞれに政治的主張の強い会社同士が覇権を争って一世紀以上だというのだから恐れ入る。レコード会社は、多少天下りくらいなら関係あるかもしれないが、どっちかというと政治より官僚との関係の方が深いかな。
『Mine or Yours』のおかげさまで政治の話題に巻き込まれる事が増えてうんざりしてる人と活き活きしてる人(文句を言う時元気になる人居るよね)と両方在るだろう。秋の国会でまた夫婦別姓の話になるかどうかはわからないが衆参のバランスを考えると案外続きがあるかもしれない。私としては新サイバー犯罪条約の批准をなんとかして頂戴という方が関心事なのだけど(ここにそんなに抵抗があるだなんて考えていなかったもので)、ことによったら初夏より秋の方が『Mine or Yours』の再生回数上がったりするかもしれないしな。前にテレビで夫婦別姓を取り上げた際に流すBGM曲としても使われてたみたいだし?
ただ、だからこそ宇多田公式は秋になる前までに新曲を出しておいた方がいい…という論述展開は単に次の曲をいつでも聴きたいぞという意見表明にしかならないのだけれど、こちらとしては次の発表があるとしても10月辺りなのかなと目星をつけているのもあり、まだまだどうなるかはわからない。
今の活動サイクルからすると、ヒカルが来日するなら昨年のように息子の夏休みにあたる7月8月辺りが適当な訳で、そうすると今年の夏はテレビ局行脚なんかはなさそうかなと思ったりも。いやまだ可能性はあるか。もうちょい粘り強く待ってみますかね。
…野球と新聞社の話をもうちょい突っ込んで語ろうかと思ったけどやめた結果今朝はこんな日記と相成りました。ま、野球観ない人には関係ないもんね。うちらはまずその『プレイ・ボール』を聴きながら夏を乗り切りましょうぜ。