無意識日記々

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Evacuating from EVAQ ever ?

EVAQの見所のひとつに、新劇版と旧劇版の関係が描かれるかどうか、描かれるのなら両者はどういった関係なのか、という点がある。

いちばんの注目は、アスカ・ラングレーの存在だ。昔惣流今式波だが、EVAQの予告編に登場したアスカは惣流の方ではないかという推測が当初から出ていた。タイムループする世界なのかタイムリープする世界なのかパラレルワールドなのか…。勿論まだまだわからない。

となると、例えば新劇版主題歌と旧劇版主題歌が激突する事はあるのか?という浅はかな妄想が頭を過ぎる。余程工夫を凝らさないとそんな事は無理だろうが、ここまで来たら何でもありだろう、という開き直りも大事かもしれない。

ヒカルが自分の事をEVAのキャラでいちばん近いのはアスカ、と言っていたのはいつどこでの話であったか。今、序破を経て同じ質問をヒカルに投げかけてみたいものだ。惣流さんと式波さんでは性格も行動も随分と違う。ヒカルが似ていると言ったのは惣流さんの方だろうが、式波さんにはどれ位共感するか。はたまた、流石にもう30歳近くにもなると14歳のこどもの心境とは距離が出てきているのか。

と言ってもBeautiful Worldをリリースした時点で既に24歳だったのだから関係ないかもしれない。それにしても長い。序から既に5年が経過しているのにまだ少なくとも2作品を残しているのだ。一大プロジェクトである。これだけの時間を掛けていても、ファンの大勢を占める意見は「時間が掛かってもいいから納得のいくクォリティーを」というものだ。これだけ信頼されている作品も珍しいが、それだけ皆序破を楽しんできたという事か。

しかし、それだけにこの膨らみきった期待の大きさを裏切る事は出来ない。少しでも納得のいかない内容であれば鬼のような不満の数々が噴出するだろう。そんな針のムシロのような状況で、ヒカル以外の人が歌っていたらそれはもう酷い事になる。有り得んだろそんなこと。

それだけにヒカルにはプレッシャーだ。よくもまぁ破ではあれだけの好評を得られたものだ。何しろあの時はThis Is The Oneと点線を並行して仕上げていて、リミックス作業に携わる時間なんてなかったハズである。なのにあの出来あの評価。元の楽曲の強さが際立っているとはいえ、やはり何か「流れを掴んでいる」という感触が捨て切れない。ヒカルは次もやってくれるだろう。根拠薄弱だが強固な信頼がそこにはある。

最初にBeautiful Worldを作った時点では式波さんの事はまだ知らなかったハズだ。今、そういった"変化"も踏まえた上でBeautiful Worldを生まれ変わらせたなら、どういったサウンドになるのか、今までさんざ語り倒してきた。後3週間余り、そろそろこの話題は封印して頭をカラッポにして映画を観に行こうかな。どうしようかな。ちょっと考えておきますね。