無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

結局実際の所どうなんだという話

先週のよくわからない小さめの混乱から明けて、今週からは平常運転かな? 昨晩のHikaruの英語ツイートはその肩慣らしのようにも思える。日々何気なく取り組んでいる事ほど、一旦離れた時には練習が必要だ。

何もなければ、これで大体元通りだ。照實さんが先週KH3で勘違いツイートをしたのは、しかしながら、ひょっとすると、Simple And CleanとSanctuaryに関する権利についての仕事が手元にあったからかもしれない、と考える。つまり、In The Flesh 2010について最後まで揉めるとすれば、Placeboのカバーか、この、Kingdom Heartsの絡んだ2曲かの話なのではないかと推測できるという事だ。

この2曲は数奇な運命を辿っている。S&Cは当初2003年発表の宇多田ヒカル名義シングル「COLORS」に収録された後、2009年発表のUtada名義アルバム「This Is The One」の後付けボーナストラックとして収録、Sanctuaryもそれに帯同した。ここには、レコード会社として当時のEMI JAPAN、EMI UK本社、更にUniversal Musicが関わり、ゲーム制作側としてスクエアエニックスとディズニーが絡んでいた。一体どんな処置を施してこのスパゲティを解いて発表に至れたかはわからないが、その後EMIがUniversalに吸収されたとしても、スクエアエニックスとディズニーとの絡みは無視できないものとなっているだろう。KH3の発表を控えている(当分先らしいが)のならば尚更だ。ここをクリアすれば約束の年内発売が可能になるかもしれない―そんな風に延々悩んでいる所にKingdom Heartsの文字が飛び込んでくれば、「そりゃもう関係あるよ。おおありだ。」と答えたくなっても仕方のない話
なのではないか。逆にいえば、今は全く「3」の話が来ておらず、故に箝口令など全く頭にない状態だったからこのキーワードに気軽に反応してしまったと考えられる。「3」のオファーが実際に来ているならば、流石に今回のような不用意な発言はしないだろう。

尤も、今回のツイートに対する英語圏からのリプライによって、如何にHikaruがKHシリーズで重要な位置を占めているかが改めて明らかになった。この声を噛み締められた事は、素直に収穫だったといえる。EVAの次回作だけでなく、KH3の完成時期も要注目である。