無意識日記々

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SNS的意識群

照實さんが(いつものように)急に呟きを止めてしまったので、はてさて今がどういう状況なのかさっぱりわからない。大抵、呟きが止まらない時は暇でなく忙しい時…デスクワークが続いて、断続的な息抜きの時間しか取れない、というのがセオリーとすれば、今は休暇中という事も考えられる。予定通りであれば、今月下旬には結婚式に参加だが、新婦の実父が結婚式に際して動く事って殆どないような気がするので、まだちょっと気が早すぎるかな。

5月といえば体調不良。これが合い言葉のように定着してしまうのも困ったものなのだが、こればっかりは毎年「健やかな五月の過ごし方」をアピールして徐々に払拭していくしかない。こうやって黙っていると払拭には寄与しないが、かといって今は出来るだけ静かにして注目が集まらないようにするのが得策だろうから6月の半ば位までは何もせずに居た方がいいかもしれない。

ファンの中にバスツアーの計画があるとか、時期を合わせてイタリア旅行をするとか耳にすると暗澹たる気持ちになる。日付をずらして「ここがHikkiが結婚式を挙げた教会ですよ」「へー」とやる分には問題ないのだが、当日に出向いたらストーカーじゃないんだろうか。日本以外の(いや日本もだけど)法律は知らないので取り締まれるかどうかわからないし、メディアは何故かそういうのに引っ掛からない事になっているっぽいので、多分対処法はないんだろうなぁ。場所柄がわからないので予想のしようもないが、くれぐれも隠し撮りみたいな事は控えて頂くよう願いたい。


さて、今回は前回と違って、結婚をしたからといってファンが減るのは心配しなくていいのが楽だ。年齢というのはわかりやすいもので、どんなアイドルでも30歳を超えると「そろそろ結婚した方が」勢が優勢になってくる。Hikaruももう31なので、結婚がショックな層はマイノリティだろう。少数派だから別にいい、というものでもないのだが、それを個々が肌で感じている事は案外重要である。そこさえ感じていてくれれば、バスツアーだなんて発想は「待てよ、これは顰蹙モノだぞ」と気付けるかもしれない。マイノリティの自覚は歯止めのキッカケに成りうる。裏を返せば、どれだけ理にかなっていなかろうが、まかり間違ってマジョリティの自覚を持った場合は集団的暴走に繋がるんだろうが、それはまぁ今は関係ないか。

こういった事を組み合わせると、今月Hikaruが体調を崩したとしても我々は知る術がないかもしれない。確かに、言う必要がない。今の時代、SNS等の普及によって、有名人に限らず、知人友人の近況も逐一把握するのがスタンダードになりつつある。要はマジョリティ意識が芽生えつつある。従って、Utada Hikaruという存在はそういった"SNS意識"の中では希薄な存在になりつつあるのかもしれない。如何にフォロワーが160万人を超え日本人Top10の数を維持していようがそれは「フォローをはずすキッカケがなかった」というのに過ぎない。

恐らく、復帰時はまたマスメディアを使った大型の宣伝が繰り返されるのだろうが、果たして今の"SNS的意識群"の中で、どれだけリアリティと親近感を持って貰えるのか。我々"固定ファン"には余り関係のない事だが、もしかしたらそれは「時代とのズレ」だと徐々に認識されていくかもしれない。特にネガティブには捉えていないけれど、そういった動きに注意を払っておくのは悪い事ではないだろう。