無意識日記々

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「今日話した年下の君が」

前日からの流れでいくと、売りとして一番手候補に上がるのはユミちんによる「Letters」だろう。SWITCHの企画は我々にとって呼び水であった、というパティーンだ。この上『今日話した年上の人は』のところを『今日話した年下の君が』に換え歌してくれればもう色々確定である。是非ともそうであって欲しいですわ。リーダー・トラックとしても申し分ない。PVまで作ってくれたりなんかして。贅沢言い過ぎか。


で、だ。ここから色んな人々によるカバー候補を妄想するモードになってもいいがその前に。該当店舗予約購入者を対象に抽選で先行試聴会を行うという。私のテンションはだだ上がりである。どれだけいいサウンドでヒカルの楽曲が聴けるだろうと妄想すると鼻血が止まらない。いやそれは嘘だが。

と、いうのは私個人のテンション。客観的にみるとこれは正直意味があるのか甚だ疑問である。まだ私は店頭予約に赴いていない為申し込みの詳細を知らないのだが敢えて踏み込んで発言してみよう。

まず、ニーズがあるのだろうかこれ。ぶっちゃけ、タダでやってもそんなに人が集まるか? 映像のない、音声だけの、"知ってる人が知ってる歌を歌っている"アルバムを聴く為だけに人が集まるかなぁ? 先行試聴というのは、人に自慢できてなんぼであるが、これ、人より早く聴けたからって自慢できるか? どうもそこらへんがよくわからない。

先行試聴のプレミア感を出す為には、例えば特定のSNSで感想を書いていい、とかそういう企画と併走した方がいいんじゃないの。10年前にヒカルの5でラジオ局招待客がライブレポートを書いていたような。何かそういう仕掛けが欲しい。


あぁそうだ、折角だから個人的な愚痴も書いておこう。もう申し込み用紙に書いてあったら御免、オフィシャルHPで読めるのを元にツッコミを入れるけど、本当に日時や場所は申し込み時にわからないの? 11月18日に招待状発送で12月9日発売となると、候補になるのは11月22〜24日、29〜30日だ。完っ全にYESの来日公演とカブるんだよ! 時間帯同じだったらどうすんだよっ!(本当に個人的な愚痴だった)

いやしかしこれは昨今のイベントものについては大きい。抽選で参加するのだから私は当選した場合他の聴きたがっていた誰かを蹴落としてるんだから鼻につくくらい自慢気に意気揚々と現地に赴かなければならない。他とバッティングしたからってキャンセルするのは人としてどうなの。

こういう時気軽に誰かに権利を譲れればいいんだが、今回果たして本人確認はあるのだろうか? そこも気になっている点である。正確な場所も時間もわからない時点で応募するのだとすれば、必然的に「その日は無理だ」という人が出てくる筈である。そういう時に権利の譲渡は可能かどうか是非ハッキリさせて欲しい。ただ、オフィシャリーにOKを出してしまうと、オークションを防ぐ手だてがなくなってしまう。これは多分痛い。そして痒かろう。痛し痒しである。


なんて言ってるけど。もう一度言っちゃえば、このアルバムにそんなカラーのニーズがあるの? 物凄く大々的である。該当店舗の網羅数はかなりのものだ。半分以上じゃねぇかこれ? 特定の系列の店舗はまるごと抜けてたりするけどこれは本当に大掛かりと言っていいスケールだ。そこまで煽っておいて、倍率が一倍以下だったらどうすんだ? 聴きたい人が全員行く権利を貰えるという事でキャンセルもしやすくなって私としては大歓迎だが(いや勿論行きますよ当たれば)、会社としては思惑がハズれるだろう。

ひとつ考えられるのは、参加者の中に凄まじいビッグネーム、エルビス・プレスリーとかマイケル・ジャクソンみたいなのが居る事だが、それだって別に本人が来る訳じゃないし、そんな緊急性の高い作品でもないだろうにあと1,2週間待てば聴ける作品をわざわざ遠出して聴きたいかというと、そりゃあやっぱり「こわれもの」と「危機」の完全再現公演の方が魅力的な訳でねぇ。いやそりゃおいらの価値観なんだが、おいらですらそういう風に考えてもみたくなる内容なんだから、うーん、世間的にはどうなんだろうという疑念が拭えない。梶さんに果たして秘策はあるのか。期待度は凄く高いよッ。