無意識日記々

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要は"ハイレゾあんま意味ないよ"と。

今週は、正確にはいつかわからないがダヌパの誕生日、そしてさおりんの誕生日、圭子さんの誕生日と立て続けなバースデーウィークだ。7月1日はトレボヘウタユナともに初日公演の日で、とにかく『後半スタート』と呼びたくなるタイミングである。

去年も今年も例外ではなく。昨年は七夕にアルバムのリリース告知をしていたし、今年はご覧の通り新曲リリースを控える。アメリカンスクールに通っていた頃はもうここらへんから夏休みだったのかな? 流石に早いか。わからないけど、夏が苦手暑いのはイヤというわりにキッチリこうやって夏に攻勢をかけてくる。誕生日が集中してるの全く関係ないけれど。

今日から、かな? 銀座以外の各ソニーストアでも『大空で抱きしめて』『Forevermore』のハイレゾ試聴が始まる筈だ。なぜスタートを都市によってズラすのか理解不能だが、キャンペーン契約の時期に差異でもあったのかな。では逆に銀座が遅れそうになったら名古屋で先行になっていたか、と言われると怪しいけれど。

兎も角、これで試聴可能な人が増えたのはよい事だ。やはりハイレゾで聴くと違う…と紋切り型で語るべきかな、いやそうでもないんだな。

ソニーストアには各種ウォークマンとヘッドフォン、イヤフォンが用意されている。様々な組み合わせで『大空で抱きしめて』と『Forevermore』が聴ける訳だが、ハイレゾかどうかより、そういった再生機器の違いの方が遥かに大きい事が体感できる筈だ。今回は用意されていなかったが、MP3ファイルをリアルタイムアップコンバートして最高級のセットで聴くのと、ハイレゾをいちばん奥ゆかしいセットで聴くのでは、クォリティーにそれほど差は出ないんじゃないかという気がする。

何が言いたいかといえば、あのショウルーム、ウォークマンやイヤフォンヘッドフォンの宣伝にはいいけれどハイレゾのプロモーションとしてはイマイチなのでは、という話。前の試聴会の時も指摘した気がするが、同じ再生環境、再生セットでハイレゾ音源と圧縮音源を比較できないと意味がない。現行ハイレゾ音源の方が高価なのだしその分の価値をアピールする為にも比較は必須だと思うのだがどうやらそういう紹介の仕方ではなかったようだ。まぁソニーのストアなんだから何も間違ってはいないけど、今回試聴した私は「こりゃハイレゾ音源買わなきゃ!」とは全くならなかった。256kbpsのAACファイルで十分な気がする。Mastered for iTunesとかだったりしたら尚更だ。

出来ればせめて、『Forevermore』冒頭のストリングスくらいは"違い"を感じさせて欲しかったが、隣にあるオーケストラのサンプル音源のようなダイナミズムはなかった。今回は、ハイレゾ云々って騒がなくていい気がしている。それよりよりよい再生環境を整える方が有意義なんじゃないかなー。老婆心でした。