ズッシリと重い(思いの)問い,疑問,葛藤を聴き手に残すのがヘヴィMusicの役割なら、嘘でも軽薄でもイイから答を与えて聴き手の心を軽くするのがPopMusicの役割か―TiTOプロモの頃『私の音楽には根っこがあるから』と後者の様な軽さとは一線を画すと光は答えていたが、その両者に跨るのが『作ってるうちに変化した』というCWTCで、歌い出しを聴いた瞬間はそのドPopさに心ウキウキなのだが聴き終わる頃には妙にしんみりとしていてまるで雪の花に惹かれて茎や葉を辿ったら酷寒に耐え賢明に踏ん張る根っこと目が合った様な、そんな気分にさせてくれる名曲である。