無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

日本語の歌の置きどころ

へ〜あれだけの有名人がよくもまぁどこにもバレずに出産までいけたもんだなぁ。よかったよかった。

……まぁ、特に付け足さなくてもいいよね。(笑)

なんというか、気が付いたらあと2週間で熊淡参とな。油断してたらあっという間だな〜。いやこれは多分、壱や弐を聴いて未だに楽しんでいるからだろうか。ただ「まだかなまだかな〜」とワクワクしてるだけの時間というのが、案外少ない。あとそれと、当然ながら前回は2ヶ月待ったという事でそれに較べればインターバルが半分になったから、という事も出来る。いずれにせよ、当初思い描いていたよりはずっとテンポがいいんじゃないかな。

何より、それだけ一回あたりの密度が濃いのだろう、咀嚼するのに時間がかかる。Hikaruならではの感性による選曲、というのは直観的に理解できるが、さてそれが何であるかを言語化するのはかなり難しい。どこらへんに共通点があってそれが選曲の統一感を齎しているのか、妙に漠然としていて捉えどころがない。ひょっとしたら、それ自体もHikaruの持っている感覚なのかもしれない。純粋にピンときたトラックを選んでいるだけ、だとしたらリスナー同様Hikaru自身もラジオの選曲を通じて自らの趣味嗜好を見つめ直すキッカケになっているのではないか。

そんな中で、Hikaruが今後自分の曲をどのタイミングでかけるか、というのがポイントになってくる。女性の声特集で選ばれたのが桜流し、というだけで色々と妄想が捗る。確かに、これだけヘヴィでドラマティックな曲に女性ボーカル、しかも低音を効かせて、その上日本語詞で歌われているとなると他に比較対象があるんだか、という気持ちになるが、そんな中Coccoの"遺書"を選曲してきた点も注目したい。そう単純化できる内容のものではないが、一方が遺書で、もう一方が鎮魂歌という対比を日本語曲で描いた、という切り取り方もできる。いずれにせよ興味を惹くチョイスである。

次はHikaruのどの曲がかかるだろう。流れとしてはBWPbAMあたりが面白いんじゃないかと思うが、そうなるとUKロック特集の中で、となるか。いやUKレコーディングだから、ってだけでは嵌め込んでこないかな。それに、国籍や人種、性的嗜好などは選曲紹介の際にかなりのウェイトを占めているようにもみえている。そんな中での日本語曲のもつ意味というのもまた考えられている事だろう。ならばやはりUtadaの曲を流す方が全般的には有り得やすいかもしれない。妄想はまだまだ続く…。