無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

the air you breathe

あー、うん。

ただでさえ最近バッシング側に傾いていたのに、これでかなり宇多田ブランドは叩かれる側に定着するな〜。私は(いつものように)あまり気にしないだろうが、皆さんはどうか。何か言われても反論するだけ無駄だと思うが、耐えられるか。何しろ、そこにあるのは論理ではなく空気なので「こいつは叩く相手」「こっちは持ち上げる」という二択しかない。ここから挽回するのは相当骨が折れる。そして、私が当惑している通り今回の日本語ツイートについては擁護出来る要素が見当たらない。無理矢理になら、褒める事は出来るがすぐに反駁されてしまう。謝罪自体が「卑怯」だからである。

この話題をどう幕引きするか難しい。勿論、話題としてそもそも取り上げなければそれで済むのだからそれなら簡単極まりないが、どうしても引っ掛かるものは残る。あれは一体何だったのだろう…多分、一生ついて纏う。「忘れる」のが最善手であろう事に同意せざるを得ない。

場合によっては、無意識日記はただひたすらに過去を振り返るだけの懐古日記になるかもしれない。それだけでも語る話は沢山ある。未来に希望が持てなくても人は案外生きていける。化石発掘に人生を捧げた人なんて幾らでも居るだろう。いやま彼らだって「新発見に満ちた未来」に希望を抱いているとは言えるのだが。

次にヒカルがどうするかというと、暫く黙ってほとぼりが覚めた頃に、というのがパターンだが、どれ位時間が癒やしてくれるやら。今回作られた「叩く空気」は、案外残る。話題にのぼらなければすぐに忘れ去られるとはいえ、また話題にのぼれば「そういやこいつの空気はどうだったかな」という風になる。具体的なエピソードが忘れ去られていても、空気の示唆さえ掴めてしまえば後は、人の口には戸が立てられない。もうそれだけである。

このまま復帰するのは難しい。いや、勿論復帰はすればいいのだが、果たして歓待されるのだろうか。熱心なファンを相手に商売するのならまだしも、Pop Artistとして不特定多数を相手にするには旗色が悪い。そして、リカバリーの方法は、このままでいくと、ない。おめでたで一年休養が、やっぱりいちばんいいんじゃないかと…。