無意識日記々

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要約:漸く予約

これだけ「宇多田ヒカルのうた」について語っておきながら、私さっきやっと予約してきたとこ。嗚呼、何という背信行為。

いや、言い訳すると、残念ながら「急がなくてもいいや」と思っていたのだ。「ハガキ配布が先着順なら数量限定だろうが、ラインナップ発表前になくなる筈もない。まだ1ヶ月以上時間あるし。」と。それならまぁ時間のある時でいいか、と。

一方で密かに「もしかしてハガキなくなっちゃったりしてないかな。かなかな。」と僅かに期待していたのも事実。それ位に予約が入っているなら喜ばしい事この上ない。

もともと、抽選だの何だのというのには疎い人間だ。選ばれた人間しか入る事が出来ないものには興味が湧かない。嘘でも何でもなく、宇多田ヒカルのライブチケットを買ってそのコンサートがソールドアウトになったなら、そのチケットを行きたがっている人に譲る事をまず考える。親しい人なら知ってる筈だ。

ここでも何度か書いているが、ソールドアウトは好ましい事ではない。私にとって最も理想的な人生は、いや、私が思う最もヒカルの理想的な人生は、もれなくきっちり「お金を出してでもヒカルちゃんの生歌が聴きたい」と思ってくれている人に歌を聴いて貰う事だと思っている。これを言うとヒカルは怒ると思う。なぜなら、既に「一度でいいから生歌を聴きたかった」と思ってくれていたファンが何人も亡くなっている事を、たぶん彼女は知っているだろうから。既にこの"理想"は打ち破られている。

しかしそんな事は言っていられない。「1人でも多くの人に生歌を」と前に進んでいかなくては。そんな時にソールドアウトは論外である。その地区での集客力を見誤り、確保すべきハコのキャパを間違った。商売としてはプレミアムチケットの話題性を高めるのはアリだと思うし、もし私がプロモーターをやっていたらそういう方針も打ち出すかもしれない。しかし今私はプロモーターなんてやってないので自由に言おう。聴きたいと思った人が全員聴けるのが理想だと。

という訳なので抽選で選ばれる今回の試聴会も、譲れるならたぶん人に譲る。その為にもあと何枚か予約したいところだがハガキの方が数量限定だとするとまたこれも人の機会を奪ってしまうのでアタマが痛い。14日ギリギリに買い漁る方針ですわ。


で、なんだが。実際に店舗に赴いてみると、残念ながら案の定まだハガキ付き予約を受け付けていた。うーむ、そりゃあ流石に無くなるには早過ぎるなぁと思いながら店員さんに予約を頼む。しかし、何だか様子がおかしい。ハガキを渡してくれない。

「あのぉ、ハガキは…?」
「…?」

思いっ切りキョトンとされてしまった(笑)。どうやら、宇多田ヒカルのうたアルバムに予約特典がある事を知らなかったらしい。目の前の予約用紙にその旨しっかり記載されているのだからそれ見りゃわかると思うのだがそんなことはどうでもいい。ショックだったのは、つまりその店員さんが過去10日間の間に一回も「宇多田ヒカルのうた」の予約を受け付けていなかった、という事だ。シフトもあるだろうし、たまたまなのかもしれない。しかし、私は「やっぱり予約入ってないんだなぁ…」と肩を落とし溜め息を吐きながら店を後にしたのだった…結構デカい店だぜココ…。


という訳で。気を取り直していきましょう。来週にはラインナップが発表になってきっと予約数が増える! 間違いない! 空元気!(笑) 複数枚買いは好きじゃないのだが、今回ばかりは何枚か予約購入した方がいいんだろうなと思う私でありました…。うーん、いいのかそれで。売る側の矜持ってもんもあるだろうにな。悩むぜ。