無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

For yourself in the future

3ヶ月間があいてさりげない一言を発してまた黙る、ってどういう心境なんだろう。こっちとしては実に有り難いけれど、普段iphoneを使っていて急に「呟こう」と思うものだろうか。誤爆だったりして。ないか。

Tweetもそうだが、Message from Hikkiにも波がある。名前の通り、当初はメディア露出の少ないHikkiが自らのキャラクターを伝える為に始めたんだろうが、程なくして"ただの日記"になっていく。我々に話し掛ける体ではあるけれど。それもやがて分散して全然何も言ってこない時期がポツリぽつり。やがて全く黙っていって…みたいなパターン。

2004年にレコード会社を"移籍"したのも大きかった…事になっているが、たぶん別にそんなには関係ない。書きたければ幾らでも方法はあっただろう。それが2006年にツアーをやるという事でメッセ連続更新を皮切りにMessage from Hikkiが"復活"した。以後、2007年以降もその勢いは継承されていき、2010年まで漸減しながらも更新は止まらなかった。

結構、正直な軌跡だなと思う。ファンと向き合う時期だという気持ちが高くなってきたら頻度が増え、別にいいかとなったら減る。それだけの事だ。あクマで相手があって書ける話がある、と。

Tweetによる「呟き」は、「別に誰かに伝えたいと思わなくても何か書いて」と促されて生まれるものだ。システムというより、その心理的後押しが真に独創的だったんだと思う。それに随分助けられてきた。牛乳と銭湯の話なんて、冷静に考えれば「知らんがな」という話である。あんたが最近どうとか、別に…。しかし、こちらにとっては何よりも"朗報"だ。伝わる中身より、言葉をくれたという事実が欲しいから。

だから、Message from Hikkiも、「何かを伝える」ことより「伝える」こと自体に立ち戻った方がいい。長文専用機という最近の傾向は否めないが、たとえ誰にも伝える必要を感じない内容でも書かれればそれがそこから意味を生むのだ。筆を執る時に考えちゃいけない。まず書き始めて、後から軌道修正していけばよい。何だか自分に言い聞かせてもいるような気がしてきたが兎に角。Hikaruもいちど自分の書いたものを読み返してみたらどうだろう。Message from Hikki は、Message to Hikki for the futureでも、ある筈である。