無意識日記々

mirroring of http://blog.goo.ne.jp/unconsciousnessdiary

妄想トゥナイト

今回のアルバムにもし桜流しを入れるのであれば是非音質の改善を進言したい。歌自体には問題は無い。編曲自体も変える必要は無い。ただもっといい音で聴きたい。それだけだ。

と言っても、難しい。あの音質は多分録音時の問題であってミックスやマスタリングの問題では無さそうだからだ。だからといって全く同じテイクを録音する為にもう一度一連のレコーディング手順をとるのは非現実的である。もう三年も前の曲なんだし。

ヒカルがいちばん"古い"曲を入れたのはULTRA BLUEのCOLORSである。2003年1月発表の曲を2006年6月発売のアルバムに収録したのだ。その間3年5ヶ月である。桜流しが2012年11月の曲だから、このままいけばCOLORS同様3年以上越しのアルバム収録となる。EVAQのサントラ未購入者にとっては、初めてのCD音源ともなる。

これ位間があくとなかなかサウンドを揃えるのが難しいのではないか。特に歌声は年月と共に変化する。

でもCOLORSには手を加えなかった。今聴き比べてみたらシングルとアルバムでマスタリングも殆ど変わってないのかなこれ。SCv1のマスタリングとも違う。

実際、前の誰かの願いが叶うころとも次のワンナイとも全然サウンドの感触が違う。しかし、冷静に考えたらULTRA BLUEの楽曲って全部そうなのだ。似た曲がひとつもないから、全曲サウンド・プロダクションのコンセプトが違う。まさに、そのときそのときのヒカルを撮影したスナップ写真を無造作に貼り付けまくった"アルバム"という感じである。

もしかしたら、それが狙いなのだろうか。"アルバム感"。それを出す為に、敢えてオリジナルのサウンドには手をつけない。今聴いている感じだと、アルバム収録の為に音量を揃えるとか、そういう基本的な改変すら施してないのかも。

だったら、桜流しは、そのくぐもったサウンドのまま新しいアルバムに収録するのがよいかもしれないね。


ただ、それより前、SCv2の楽曲を再収録するとしたら新録音になるだろう。今でもCDで簡単に手に入る(しかもかなりお安くね)んだし、わざわざ入れる必要は無い。というか、そんな事をしたら大抵の人はガッカリするわな。もう持ってる曲をまた、ねぇ。

しかししかし。“嵐の女神”を2015年のヒカルが、いや2016年のヒカルが歌い直すとなったら、全員聴いてみたいんじゃない? いや勿論アルバムに収録する必要は無いが、例えばスタジオライブで歌ったものをシングルのカップリングで入れられたらもう私なんかは飛び付かない訳にはいかない。しかも配信はせずCD限定のカップリングとか阿漕な事をされたら…いかん、CDシングルが売れてしまう。まぁ、数千枚上乗せってところだろうけれど。

あとは、ハヤトチリミックスみたいに全然違うサウンドにして再収録ならまぁアリかな。SCv2が入手困難だというなら、そのまんまあの5曲をボーナスCDとして入れてもいいけれど。あ、海外盤はそうしてもいいかもわからんな。SCv2を売らなかった曲があったとして、だけど。


……こんな話が出来るようになるだなんてね。すくすく育てよダヌパ。テメーが元気に過ごせていなければどうしようもないんだからな。という訳で現在(いま)のi_は浮かれています。早よ落ち着かんとやねぇ。