そういやこの度「NHK MUSIC SPECIAL」にて、ヒカルの『光』がテレビ初披露だったわけだけど、これNHKだったからできたということなのかな。なぜって歌詞に
『テレビ消して
私の事だけを見ていてよ』
って出てくるんだもんねぇ。テレビ放送でテレビを消せと?? いや、日本のテレビ放送を代表するNHKだからこそ寧ろ気にしないといけないのか?? 他のこういう歌詞の歌はどうしてんだろね。そんなものがあるのかは知らないが。
逆に『Kiss & Cry』はNHKでは歌わないだろう…『今日は日清カップヌードル』って歌うからな。スポンサー色が強過ぎる。まぁそれを言うなら同曲はライブ・バージョンでは一旦不適切だとボツにした
『娘さんのリストカット』
をしっかりと歌ってるね。これはラジオで流すのすら憚られたってことでしょうか。
優しく思いやりのある人柄として認識されている宇多田ヒカルさんだが、だからといって別に品行方正な方でもなくて。『BADモード』では
『Hope I don't fuck it up
Hope I don't fuck it up again』
と歌った為Apple Music Radioではバッチリ消されて放送されていた。今回のSFでもこの曲のクレジットにはバッチリ[E]の字が刻印されている。この[E]はexplicit lyricsのことで、意味は
「《音楽》エクスプリシット・リリックス◆性的または暴力的な表現などが含まれているポピュラー・ソングの歌詞。」
https://eow.alc.co.jp/search?q=explicit+lyric
ということだそうで。一言で言えば「R指定な歌詞」って事ですね。
という風に結構危なっかしい歌詞がある宇多田ヒカルさんですが、最新曲である『Electricity』の
『そんな人類みんなに
アインシュタインが娘に宛てた手紙
読んでほしい』
という歌詞もまた、将来的にヤバい可能性がある。まだ現代では議論の俎上に乗っていないが、今後「電子情報に於けるフェイクニュースの拡散」に法的措置が取られる可能性があるからだ。「歌詞やん?」と誰しも思うところだが、いつの時代も規制派は政治的な存在なので、現実と虚構の区別とか実際に被害に遭ってる人の救済とかは興味がない。歌の歌詞だろうと対象になる可能性は十分にある。なので、まぁここの読者さんには馬の耳に念仏かもですが、こういう将来的に危なっかしい歌詞の歌はサブスクで済ませずにCDを購入しておきましょうねということでひとつ。って、通常盤でも4500円、ダウンロード購入でも3000円近くするのか…なかなかに悩ましいお値段ですねぇ。「タワレコ撮影させてもろたからご祝儀がわりに一枚追加。」とかやってる私は、自分の異常性に自覚的であるべきですね…。(話のまとめ方がおかしい(笑))