無意識日記々

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好きなアーティストランキング今年は5位

オリコンの毎年恒例「好きなアーティストランキング」が発表されて、ヒカルは5位。アンケート方法にもよるけれど、活動休止5年でこの順位って人気が根強いにも程がある。その点については嬉しい限りだ。と同時に、これでいいのかという疑問もある。

ランキング上位Top20をみると、如何にも変わり映えしない面子だ。一応10代からアンケートをとっているようだが、割合はどれ位なのだろう。単純に考えて、そもそもオリコンランキングに興味を持っている層がこの10年間入れ替わらずにそのまま来てるんじゃないかと。同じ世代に訊ね続けたらそりゃ大体同じ面子になるか、と。

変わり映えの無さから、即ち、オリコンランキング自体がオワコンランキングだと断じざるを得なくなる。言いたい駄洒落を言い終えたのでこれで終わり、でもいいんだけど、如何に10代であろうとオリコンに興味を持ってる時点でかなりのマイノリティ、異端なんじゃないかと思われる。いや、上の世代でだってマイノリティだろうけれども。

そういう偏ったサンプルに基づいたランキングだと認識して読むべきだろう。にしても5位は出来過ぎなんじゃないの。周りをみたら今年も元気に活躍していた人ばかり。出来過ぎじゃの。

裏を返せば、ヒカルの支持層は「昔からオリコンランキングをチェックしているような」人たちの割合が多いのだ、とも言える。彼らに着実に支持をされるようにもっていくのがプロモーションの基本になるだろう。

でもそれはそれ、かな。音楽消費行動をとる人たちの中でオリコンに関心がある層がどれくらいなのか。本当にマイノリティであるのならそのつもりで取りかからねばならないだろう。

多分、支持層がいちばん被りそうなのはいきものがかりなんじゃないかと思うので彼女たちの前座でもやってあげれば…うーん、悪い冗談だが、取り込み方って結構難しいから何ともいえないのよね。ミスチルでさえ、ヒカルが前座だったらイヤだろうなぁ。誰得ここに極まれっり。(イタリア風語尾)


いずれにせよ、忘れ去られてはいない。それだけで十分だ。また大ヒットを飛ばすポテンシャルはある。寧ろ、これだけ待たれているのにヒットしなかったらヒカルの責任、みたいな風にすら捉えられるかもしれない。それはそれでイヤだねぇ。やっぱり今は喜んでおいて、普段は意識しない、という感じで進んでいけばいいのだろう。お待ちしておりますですよ。