無意識日記々

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裏を勘ぐり過ぎて挙句飽きるの巻

昨日のトレンドワードは「生前退位」だったようで。へぇ。こういうのは本人が直接正式発表するまで騒ぎ立てるのは控えた方がいいと思うが(といって今取り上げている私も同罪なんだが)、これどういう経緯で報道に乗ったんだろうね。

漏れちゃったからスクープ、という説と今後の展開を考えてわざとリーク、という説があるだろう。スクープならもうそこからは各社お得意の自粛や自主規制に任せるしかないが、こういう時は得意技を繰り出さない。それはそれとして。

わざとリークという線。これもまた種々の場合分けを考えねばいけないが、例えばまず非公式に報道にのせてみて、世間様の反応をみた上で生前退位するか否かを決定する、というパターン。或いは、宮内庁内が揉めていて、生前退位派と生涯在位派の対立構造から、どちらかが相手方を貶める為にアドバルーン的に情報を投下した、というパターンなど。

まぁ私は本当はどちらでもよい。本人の意向を汲め、としか。

それより、こういう情報戦略もあるという事だ。まず世間の空気、流れを読む為に週刊誌などで飛ばし記事を書いて貰い、それへの反応をみてから次のアクションを考える、とか。先程の生前退位の話であれば、仮に国民の総意が得られなかったとしても、「へ、陛下はンなコト言っていないよ。知らないよ。」としらバックレる事が出来る。便利。


ヒカルに関しても、ちょくちょく週刊誌などに様々な、我々の知らない情報が載ってたりする。それのどこまでが真実かはわからないが、中にはアドバルーンというか、様子見をする為に差し挟まれている記事もあるのかもしれない。

もっとも、ヒカル陣営からすれば反応は質より数かもしれない。これくらいの波及効果が望まれる広告枠でこの程度の反応量ならば、全体としての関心度は…と少しずつ詰めていく事ができる。その為にプライベートでしか知り得ない情報をわざと横流しして反応の是非をみる。なくはない。

リークではないが、今回ニューアルバム発売発表のタイミングが早めだったのは、若干観測気球的な意味合いがあったのかもしれない、そう前も述べた。しかし真相は、ヒカルが「日が決まったらすぐ発表しちゃおうよ。みんな待ってんだから。」って言って決まった、みたいな事じゃないかという気がしてきている。何かもう、小細工しても仕方がない。宇多田ヒカルがどーん!と来るんだから只々素直に待ちますわ。