無意識日記々

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2月を逃がすも逃がさぬも君次第

1月は『光 Ray Of Hope Mix』と『忘却』のミュージック・ビデオの発表があった。2月はどうなるんでしょ。

まずは『人魚』のタイアップがあるが、毎度ながらヒカル本体がどう動くのか読むのは難しい。相手とがっつり組む場合もあれば楽曲を提供しただけで本人が特に触れる事もなく、という具合に温度差が激しいからだ。仕事の9割が裏方だから既にその時次の仕事に入っていてプロモーションどころではない、というのが原因のひとつかな。顔出しがメインならこうはならん。

『Fantome』がここまでのロングセラーになるとは思ってもみなかった、というのは聞き飽きてるし書き飽きてるが、まだここから関連曲が動くのなら更に売上を伸ばす事になる。2016年の時点で年間トップアルバム40に名を連ねるほど売り上げた(まぁ上にSMAPや嵐も居るんですけどね)のにまだ行くのかね。いやはや、なんともはや。

過去に一枚のアルバムでどこまで引っ張ったかといえば『First Love』はアルバム翌月にタイトルトラックをシングルカットして実質打ち止めだった。何もしなくても勝手に売れていったのだからこのアルバムは例外中の例外か。『Distance』はアルバム発売4ヶ月後にタイトルトラックのバラード・バージョンがリリースされた訳だが―『FINAL DISTANCE』をバラード・バージョンと呼ぶこの違和感よ―、それがそのまま『DEEP RIVER』のシングルカットとなったからこれもまた特例か。その『DEEP RIVER』も『UH3+』に『Deep River+』が収録されたからアルバム発売後3ヶ月引っ張った事になる。『ULTRA BLUE』はそのまま全国ツアーに飛び込んだのでアルバム発売後の動きはない。『HEART STATION』は2ヶ月後に『Prisoner Of Love』がシングルカットされてそれで打ち止め。こうしてみると、ヒカルの場合アルバム発売後はワン・クールも引っ張ればそれで終わりというのが通例だった訳だ。

で、『Fantome』はこれで発売後4ヶ月が経過した。つまり、そろそろ手を引いて次の動きに着手しても不思議はないタイミングなのだ。休むという選択肢も含めてね。しかし、今の様子だとあと2ヶ月くらいは引っ張るのではないかという予感もする。まだ売る気かよ、と(笑)。そうこうしてるうちに『FINAL DISTACE』のような橋渡し的企画が生まれて次のアルバム制作へと突入していくかもしれない。ここからの2ヶ月、よくよくその活動を追っておいた方がいいだろうかな。