無意識日記々

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子な時間、子育ての時間。

『For You』から17年、という事は、ヒカルはちょうど今その倍を生きた計算になる。そういうことに、なるな。

10代の頃のセンシティビティは戻ってはこないが、ある程度は思い出す事が出来る。特に、このように楽曲として残っている場合は強力である。逆にいえば、人間は感情の記憶をいとも簡単に忘れ去ってしまうという事だ。こうやって、目印代わりに歌でも作っておかないと。

しかし、子育てはまた契機になるかもしれない。目の前で「初めての感情の数々に戸惑いつつ生きる人間」が1人居るのだから。ヒカルは早速「無意識の時代」に注目していたが、今後も各年代を通じて、その時々の感情を克明に観察・記録していく事だろう。現実の子育ては、しかし、なかなかそうやって悠長に待っててくれやしませんが。